
スマホステーションにくる質問で、非常に多いのが、iPhoneがリカバリーモードになってしまったというご相談です。
iPhoneを利用していてご経験があるかもいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、iPhoneでリカバリーモードになってしまったときの対処方法をご案内します。
目次
- 1.iPhoneの強制終了と再起動を実施する
- 2.iTunes内にバックアップデータがあるか確認する
- 3.iCloudにバックアップがあるのか確認する
- 4.携帯キャリアに電話帳などのバックアップがあるか確認する
- 5.専門の業者にリカバリーモードの解除が可能か相談する
- iPhoneのリカバリーモードとはどんな状況なのか?
- なぜ!?iPhoneがリカバリーモードになってしまうのか?
- iPhoneがリカバリーモードになったらどうすればいいのか?
- 1.iPhoneの強制終了と再起動を実施する
- 2.iTunes内にバックアップデータがあるか確認する
- 3.iCloudにバックアップがあるのか確認する
- 4.携帯キャリアにアドレス帳のバックアップがあるか確認する
- 5.専門の業者にリカバリーモードの解除が可能か相談する
1.iPhoneの強制終了と再起動を実施する
2.iTunes内にバックアップデータがあるか確認する
3.iCloudにバックアップがあるのか確認する
4.携帯キャリアに電話帳などのバックアップがあるか確認する
5.専門の業者にリカバリーモードの解除が可能か相談する
iPhoneのリカバリーモードとはどんな状況なのか?
まず、ご説明したいのはリカバリーモードとはどのような状況なのかということです。

写真のようにiTunesのマークがでて、iPhoneのケーブルを
接続するような指示がでている状況をリカバリーモードと言います。
この状況で指示通りにiTunesを起動したパソコンに接続すると

こんな指示がでてきます。
ここで、ご注意!!
思わず、OKを押して進むと、すべてのデータが削除されてしまいます!
なので、絶対にiPhoneを復元するでOKをしないようにしてください。
iPhoneの復元は、元に戻してくれるのではなく、iPhoneを購入した時の状況に初期化されてしまいます。
弊社は、データ復旧サービスも行っていますが、iPhoneで初期化したデータはとにかく出てこないことが多いです。
iPhoneを利用するための最終手段としては、初期化もありますが、iPhoneの初期化はギリギリまで行わないようにしてください!!
なぜ!?iPhoneがリカバリーモードになってしまうのか?
では、なぜ、iPhoneがリカバリーモードになってしまうのかという疑問があると思います。
なぜ!?iPhoneがリカバリーモードになるのかご紹介をするその前に、
強制的にiPhoneをリカバリーモードにする方法をご紹介しておきます。
iPhoneのリカバリーモードをご理解いただく上でも、
知っておいていただくといいと思います。
▼iPhone6s / iPhone6s Plus までの場合

▼iPhone7 / iPhone7 Plusの場合

パソコンに接続した状況で、iPhoneの電源ボタンとホームボタンを10秒押し続けると、
iPhoneが強制終了の後に再起動します。
再起動の画面で電源ボタンから手を離し、ホームボタンを押し続けるとリカバリーモードに入ります。
(iPhone7 / iPhone7 Plus以降の機種の場合はホームボタンの代わりに電源ボタンのマイナスを押します)
iPhoneには、何のためにリカバリーモードがあるのか?
iOSの故障などで、操作がきかなくなったiPhoneを
初期状態に戻して使えるようにするためにあります。
したがって、
iPhoneリカバリーモードの実行=初期化
ということになってしまいます。
ではなぜ、普通に利用できていたのに突然、リカバリーモードになってしまったのか?
-
● iOSのアップデート中にiPhoneのWi-Fi通信が切れてしまった
-
● iOSのアップデート中にiPhoneの電源が切れてしまった
-
● iOSのアップデート中に接続したパソコンの電源が切れたもしくはスリープ状態になった
-
● iPhoneのバックアップ中にWi-Fi通信もしくは電源が切れてしまった
-
● iPhoneの部品の故障により、iOSを起動することができなくなってしまった
上記のようなことが原因としてiPhoneのリカバリーモードが引き起こされることがあります。
つまり、iPhoneのリカバリーモードとは、
iPhoneのiOSを起動する、もしくは、書き換えを行っている最中に、
何らかの理由で中断されてしまって、
その後、正常に起動できなくなってしまった状況を表しています。
iPhoneがリカバリーモードになったらどうすればいいのか?
では、iPhoneがリカバリーモードになってしまったら、どう対処すればいいのか?
iPhoneの中のデータが必要ない場合は、iTunesに接続して初期化すればご利用できるようになります。
iPhoneの中に必要なデータが残っている場合に
実施していただきたいことを順に5つご紹介します。
1.iPhoneの強制終了と再起動を実施する
状況にもよりますが、たまたま、iPhoneがリカバリーモードに入ってしまったということがあります。
強制的にiPhoneをリカバリーモードにした状況と同じになっている場合です。
この場合、iPhoneを強制的に再起動を何回か実施すると元通り利用できるようになります。
▼iPhone6s / iPhone6s Plus までの場合

▼iPhone7 / iPhone7 Plusの場合

2.iTunes内にバックアップデータがあるか確認する
iPhoneがリカバリーモードになってしまってもiTunes内にバックアップデータが残っていれば問題ありません。
過去にiPhoneをiTunes接続したことによって、自動的にバックアップデータが残っている場合があります。
まずは、パソコン内の下記のフォルダの中にiPhoneのデータがを確認してください。
■ Windows XPの場合
C:Documents and Settings / [ユーザー名] / Application Data / Apple Computer / MobileSync / Backup
■ Windows 7 / Windows 8 /Windows10 の場合
C:Users / [ユーザー名] / AppData / Roaming / Apple Computer / MobileSync / Backup
■ Mac OS X 10.6 以降の場合
ユーザー:$USER:ライブラリ:Application Support:MobileSync:Backup:
/Users/ユーザー名/Library/Application/ Support/MobileSync/Backup
※隠しファイルに保存されていますので、フォルダ設定で「すべてのフォルダを表示する」に
設定を変更してください。
また、パソコンが壊れてしまっていても、そのパソコンのiTunesでiPhoneの
バックアップをしたことがあれば、データを取出せる可能性があります。
壊れているパソコンからiPhoneのバックアップデータを移動する場合はこちらをクリックしてください。

iTunesのデータを復元する時のご注意!!
iTunesにバックアップされているデータが壊れていたり、古くて欲しいデータがない場合があります。
リカバリーモードになってしまったiPhoneで復元をしてしまうと、
消えてしまったデータを取出せなくなってしまうことがあります。
もし、古いiPhoneをお持ちでしたら、
そちらで一度、iPhoneのデータを復元して確認してみてください。
できれば、リカバリーモードになったiPhoneには、データの復元をしないようにしてください。
iPhoneがリカバリーモードのままでしたら、他にも救済方法があります!
バックアップデータがあってiPhoneの復元を実行しても良い場合はこちらをクリックしてください。
3.iCloudにバックアップがあるのか確認する
iPhoneがリカバリーモードになってしまっても、
iCloudにバックアップデータがあれば問題ありません。
iCloudでは、iPhone内の下記のデータのバックアップが可能です。
- ● 音楽、映画、テレビ番組、アプリケーション、本の購入履歴
● カメラロールにある写真やビデオ
● デバイス設定
● Appデータ
● ホーム画面とAppの配置
● iMessage、テキスト(SMS)、およびMMSメッセージ
● 着信音
● Visual Voicemail
iCloudにiPhoneのバックアップデータが残っているか確認するためには、
下記のサイトにアクセスします。

ただ、こちらのサイトではアドレス帳ぐらいしか見ることができず、
写真やアプリのデータなどは確認することができませんので
ご注意ください。
iCloudにバックアップしたデータをiPhoneに戻すためには、
一度、iPhoneを初期化しなければなりません。
しかし、リカバリーモードのiPhoneを初期化してしまうと、
iCloudに必要なデータがない場合に元に戻すことができなくなってします。
こちらも、iTunesにバックアップしたiPhoneのデータを確認するのと同じく、
古いiPhoneがあれば、そちらに、iPhoneのデータの復元をして確認してみてください。
できれば、リカバリーモードになったiPhoneには、
iCloudのデータの復元をしないようにしてください。
iPhoneがリカバリーモードのままでしたら、他にも救済方法があります!
4.携帯キャリアにアドレス帳のバックアップがあるか確認する
auやsoftbankの一括設定などを利用することでiPhoneのアドレス帳を
クラウド上に保存してくれるサービスがあります。
docomoもアドレス帳バックアップサービスはあるのですが、
iPhone向けは、現段階では確認できませんでしたが、
サービスは開始されると思われます。
アドレス帳のみが復元できれば大丈夫だという方は、
ご確認してみてください。
● docomoのアドレス帳バックアップサービス
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/160322_02.html
● auのアドレス帳バックアップサービス
https://www.au.com/mobile/service/featurephone/safety/address/
● softbankのアドレス帳バックアップサービス
https://www.softbank.jp/mobile/service/sab/
5.専門の業者にリカバリーモードの解除が可能か相談する
専門の業者に相談することで、リカバリーモードになってしまったiPhoneを解除して
元の状況に戻すことができる場合があります。
リカバリーモードになってしまったiPhoneを専用の機器に接続することで、
リカバリーモードからiPhoneを復旧することができます。
また、バッテリーなどの部品を交換することで、起動するようになることもあります。
弊社でも、実施しておりますで、iPhoneのリカバリーモードでお困りの際は
上記4つの方法で解決しない場合は、お気軽にご相談ください。
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