
皆さんこんにちは!スマホステーションのイガラシです。
今月もあと1週間で終わりです。今月のラストスパート、頑張っていきましょう!
さて、6月が終わるということで、ついに来ます!
7月1日に「うるう秒」が!
うるう秒って何?
世界時のUT1と協定世界時のUTCの差を差を±0.9秒以内に保つためにうるう秒による調整が実施されます。今まで調整されたうるう秒の調整はいずれも1秒の追加です。
この調整は国際地球回転・基準系事業(IERS。国際観測を実施)が決定するようです。

1秒追加ってどういうこと?
通常であれば7月1日の「08:59:59」の次の時刻は「09:00:00」となります。
うるう秒が調整される場合は、「08:59:59」の次の時刻は「08:59:60」となり、次の時刻は「9:00:00」となります。
1秒加わるくらいで何か問題なの?
時計が1秒ズレたくらいでは、日常生活で困ることはまずありません。
うるう秒挿入で深刻な問題となる可能性があるのは「時刻同期が必要となるシステム」や「時刻情報を厳密に扱うプログラムや機器」などです。
実際に、3年前の実施時には、豪カンタス航空で運航遅延につながるトラブルが発生しました。国内でも一部のインターネットサービスにおいてシステム障害が起こりました。 3年前の7月1日は日曜日だったが、今回は18年前の1997年(第21回)以来となる平日(水曜日)の実施です。
しかも時刻は午前9時直前で、ちょうど通勤や始業の時間帯にぶつかります。万一、交通機関などインフラ系のシステムでトラブルが起これば大混乱は必至です。

携帯電話やスマートフォンの時計はどうなるの?
国内キャリアはそれぞれ時刻に関するサーバーを用意しており、携帯電話はその情報と同期して、正しい時刻を示すようになっています。
つまり、私たちが何か設定をするわけではありませんのでご安心ください。
設定するとしたらネットワークにつながっていない自宅の置き時計や掛け時計等ですね。まぁ、1秒くらいどうってことありませんけども。。

あとがき
たった1秒とはいえ追加されるととても大きなトラブルが発生することがわかりました。
もしかしたら当日、皆さんもネットサービス等でトラブルがあるかもしれません。
サーバ管理者が一生懸命対策をしてくれていることを祈りましょう。