3D Touchとは?

3D Touchとは、かんたんに言うと画面を押し込むという機能を実現したものです。
弱い力で押し込むとPeek。
強い力で押し込むとPop。
この2つのアクションを利用することで、特別な操作を可能にしてくれるのです。
(ただ押し込むだけで実現できる機能もあります)
なにも難しいことはありませんので、皆さんもお手元のiPhoneでさっそく試してみましょう!
3D Touchの小技集
といっても、具体的にどういう操作が実現できるのか知らないことには始まりませんよね。
というわけでいろいろな機能をこれから説明していきましょう。
PeekとPopの活用方法
Peekは、おもにプレビューを表示する機能を実現します。
例えばみなさんもお使いの『Line』。
トークリストがずらりと並んでいるなかで、適当な物を選び軽く押し込むと……
なんとプレビュー表示が画面上に現れるのです!

これをうまく利用すると、既読を付けずにトークを覗き見るなんてことも可能です。
いや~、大変便利ですねえ。
Popは、プレビュー画面状態からさらに強く押し込むことでその画面を正式に開きます。
『Line』で説明すると、プレビューを見て返事を書かなきゃと思ったら、Popでトーク画面を表示させることができるのです。
うっかり強く押しすぎて既読付けちゃったなんて失敗も考えられますので、押し加減には注意が必要ですね。
クイックアクションでアプリを起動させる
アプリは通常、アイコンをタッチすることで起動させます。
これ、みなさんにとっては常識ですよね。
話はここから。
アイコンにタッチするさい、画面を押し込んでみてください。
するとなんとショートカットメニューが表示されるのです!
例えば、『カメラ』のアプリを押し込むと……

『電話』アプリを押し込めば……

ポップアップメニューが表示されて、特殊な操作を一発で実現できちゃうのです。
いちいちアプリ上でいろいろな操作をする手間がかからなくてすむので、ぜひとも使いこなしましょう!
ホームボタンを押さずにアプリを切り替える
iPhoneでアプリを切り替えるためのマルチタスキング画面を出すには、通常ホームボタンを二回押さなければなりません。

しかしなんと!
これからは画面の左側を押し込むだけで、かんたんにマルチタスキング画面を表示できるんです。

わざわざボタンを押さなくていいだけに、操作の手間が省けてかなり便利ですね。
ちなみにカバー等を使っている方は、形状によっては難しいかもしれないで注意が必要です。
その他
他にも手書き機能付きのアプリ『メモ』なんかはタッチの強弱で線の太さを調整できたり、文字入力画面でも強いタッチでトラックパッドに変化したり、などさまざまな機能を実現できます。
気になる方はいろいろ調べて、じっさいに試してみてください。
3D Touchの設定
3D Touchの感度を設定で調整できます。
iPhoneの『設定』アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「3D Touch」と進めば、調整画面が表示されます。
「弱い」「中」「強い」の三段階から選択可能なので、こだわりたい方はぜひ自分に合った設定を見つけてください!
まとめ
3D Touch、慣れると前の機種には戻れなくなりそうです。
こういうAppleのこだわりも、なかなかおもしろいですね。
ぶっちゃけこんなのいらない! って思ってる方も、食わず嫌いせずにぜひ一度試して見てください!