au・SoftBankのSIMロック解除の条件変更点、総まとめ(2017年12月1日改正含む)

auやSoftbankのSIMロック解除について2017年12月1日、条件が大幅に変更になることをご存知でしょうか。今回の改正ではauの中古端末に関する扱いについて大きく変わっており、もし知らなければ大きな痛手を受ける人もいるはずです。そこで本記事では今までの変更点を押さえつつ新基準についてできるだけわかりやすく解説していきます。

現在SIMロック解除を検討中の方はぜひとも参考にしてみてください。

総務省の『モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドライン』おさらい

ガイドライン画像

今回の改正は2017年1月10日に策定された総務省の『モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドライン』に基づいて行われるものです。ガイドラインの具体的な内容は、要約すると以下の4点となります。

  • 端末の分割購入の場合、購入時から101日め以降にSIMロック解除できるようにすること
  • 端末の一括購入の場合、代金支払い時からすぐにSIMロック解除できるようにすること
  • キャリアとの契約を解約したさいにSIMロックの解除に応じること
  • MVNO向けのSIMロックを廃止すること

*MVNO向けのSIMロックとは、あるキャリアの端末でそのキャリアの回線を利用した格安SIMを使用する場合にかけられているロックのこと。Docomoでは以前から自由にDocomo回線の格安SIMを使えたのだが、auとSoftBankではMVNO向けのSIMロックのかけられていたため、まずその解除が必要だった。

最終的にはSIM解除の基準が上記の指針に統一される予定で、現在は各社調整中という段階です。すでに今年の8月1日に大きな改正があり、そこでもかなりの部分が変更されました。それらを踏まえたうえで、現在のキャリア各社のSIMロック解除条件を押さえていきましょう。

auの変更点

au画像

12月1日の改正で一番大きい影響を受けるのがauの端末を所持している人です。以下、変更点と注意点を見ていきます。

2017年8月1日以降の変更点

  • 機種購入後、101日め以降からSIMロック解除を申請できる(以前は181日め以降)
  • 契約中の回線で以前にSIMロック解除を行っている場合、前回の実施日から101日め以降にSIMロック解除を申請できる(新規端末が購入後100日以内でも可)
  • 8月1日以降に発売されたauの端末にはMVNO向けのSIMロックがかからなくなる

2017年12月1日以降の変更点

  • 端末を一括で購入したら、代金支払い後すぐにSIMロック解除を申請できる(分割購入は101日め以降のまま)
  • auの中古端末(白ロム)について、以前はSIMロック解除を受け付けてもらえたのが一律禁止になる(契約者本人に購入履歴のある端末のみ解除可に)
  • auとの契約を解約したあと101日め以降はSIMロック解除手続きを受け付けてもらえなくなる

auのSIMロック解除基準まとめ

いままでキャリアの中で中古端末のSIMロック解除を実施していたのはauのみでしたが、今回の改正でそれもなくなりました。auでの購入履歴がある端末(白ロム)を持つ方でauと未契約の場合は、なるべく急いで解除手続きを申請しましょう。auと現在契約中の方は、中古端末でもSIMロック解除可能となります(店頭受付のみでWebからの申込みは不可)。

ちなみにauではそもそも2015年5月以降に発売された製品しかSIMロック解除を受け付けていません。そこで自分の保有端末がそれに当てはまるかどうか不安な方は一度調べてみたほうがよいでしょう。『My au』のWebサービスではIMEIを利用してSIMロック解除の可否を判定してくれるのでオススメです。

SoftBankの変更点

SoftBank画像

SoftBankの改正はそこまで大規模なものではありません。簡単に見ていきましょう。

2017年8月1日以降の変更点

  • 機種購入後、101日め以降からSIMロック解除を申請できる(以前は181日め以降)
  • 契約中の回線で以前にSIMロック解除を行っている場合、前回の実施日から101日め以降にSIMロック解除を申請できる(新規端末が購入後100日以内でも可)
  • 8月1日以降に発売されたSoftBankの端末にはMVNO向けのSIMロックがかからなくなる

2017年12月1日以降の変更点

  • 端末を一括で購入したら、代金支払い後すぐにSIMロック解除を申請できる(分割購入は101日め以降のまま)

SoftBankのSIMロック解除基準まとめ

SoftBankの変更点はauに比べて比較的わかりやすいので、とくに問題はないでしょう。解約後のSIMロック解除に関しては従来より90日以内までとなっているので、その点だけご注意ください。

こちらもSIMロックを解除できる製品は2015年5月以降に発売された端末になります。ただしauと違い、2015年5月以前のものでも一部解除可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

Docomoの変更点

Docomo画像

Docomoについては5月24日に一度変更があったきりで、それ以降はとくに音沙汰がありません。今回の12月1日改正でも条件が変わることはないので、以前の変更ポイントだけ軽く見ていきます。

2017年5月24日以降の変更点

  • 端末を分割で購入したら、101日め以降からSIMロック解除を申請できる(以前は181日め以降)
  • 端末を一括で購入したら、代金支払い後すぐにSIMロック解除を申請できる
  • Docomoとの契約を解約したあと101日め以降はSIMロック解除手続きを受け付けてもらえなくなる

DocomoのSIMロック解除基準まとめ

Docomoでは5月24日の時点で他社に先駆けてSIMロック解除の条件変更を実施しています。そのためauやSoftBankのユーザーに比べて、今回の改正に関する影響は皆無です。

ちなみにDocomoではSIMロック解除できる端末がかなり複雑です。具体的には、以下の2パターンで、解除の条件や料金が異なります。

  • 2011年4月~2015年4月に発売された端末
  • 2015年5月以降に発売された端末

より詳しく知りたいという方は、こちらをご参考ください。

最後に

まとめ画像

SIMロック解除の条件変更について見ていきましたが、皆さんいかがだったでしょうか。今回の改正では、auに大きな動きがありました。とくに中古端末に関する取り扱いはDocomoとSoftBankにはないウリだったので、無くなって残念という人も多いと思います。

ちなみに今回の調査でよくわからなかった部分についてauのサポートセンターに電話してみたところ、受付の人もいまいち把握していない状態でした(笑)。個人的にはもっと簡潔に情報公開してもらいたいのですが、「金にならんことに力は使わん!」というキャリアの思惑が働いている気が……。まあ僕の思い過ごしということにしておきます(笑)。

この記事を参考に、皆さんも円滑なSIMロック解除を目指しましょう!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

■ 記事の作成者の紹介 ■

ブログ作者:メガンテなかむら<br />
<br />
<br />
SIMフリー端末をこよなく愛する男。<br />
SIMロックはこの世から無くなればいいと思っている。画像

作成者:メガンテなかむら


SIMフリー端末をこよなく愛する男。
SIMロックはこの世から無くなればいいと思っている。

スマホの故障すぐ修理しますバナー