格安SIM とセット販売のSIMフリー端末は、はたして何がよいのか?

格安SIM の普及が進んでいる現在、MVNO(格安SIM業者)では複数の通信プランが用意されています。その中でもとくに目を引くのが、通信SIMとスマホ本体のセット販売です。各社のプランを見るとその内容は本当にさまざまで、とくに端末は格安のSIMフリー機から皆に大人気のiPhoneまでよりどりみどり。となると、何を選べがいいのか判断に悩む人もきっと少なくないはずです。そこで今回は、この格安SIMとセット販売されているスマホについて詳しく見ていきましょう。


格安SIM の普及度

MMD研究所の調査(2018年3月時点)によると、 格安SIM の利用者は10.1%と初の10%超えを達成。さらには認知度で89.8%を獲得するなど、MVNOがかなりの広がりを見せているのがわかります。景気の先行きが不透明な昨今、格安でスマホを利用できるのはかなり魅力的な話です。となれば今後もこの傾向が続いていくのはまず間違いないと見てよいでしょう。

格安SIM 普及率グラフ画像

ただ詳しい内容を理解している人の割合は47.7%とじゃっかん寂しい数字になっています。最近ではMVNOの契約プランもかなり複雑になっているので、その全容を把握するのはなかなか困難な作業です。とくに通信SIMとスマホ本体をセットで購入する場合には、より注意が必要になります。

端末代金の支払いを一括にするか分割にするか、端末補償サービスに加入するか、割引キャンペーンは適用されるか、そもそも端末のスペックは自分の使用目的に合っているのかなどなど。見るべき項目がとても多く、慎重に判断しないと思わぬ後悔につながりかねません。

では契約内容はどのように見ていくのが正しい購買につながるのでしょうか。

格安SIMと端末のセット販売

格安SIMと端末のセットを購入するさい、どのような点に気をつければよいかを見ていきましょう。以下の4つをおもに注意する必要があります。

端末代金の支払い方法

基本的には一括払いと分割払いの2種類しかありません。一括払いでは初期費用として端末代金を支払い、分割払いでは月々の割賦代金を月額に上乗せして請求されます。

分割の合計額が一括の代金を上回る場合が多いので、トータルの出費額を減らしたい場合には一括払いを選択するほうが得です。

分割一括比較画像

端末補償サービス

故障・破損・水没などのトラブル時に、端末の修理・交換に応じてもらえる補償サービスをオプションとして追加できる場合があります。どこのMVNOでも月額およそ500円前後といったところでしょうか。

加入するか否かはそれぞれの判断次第ですが、基本的には不要だと考えて構いません。端末補償サービスには回数制限や保証期間などそれなりに制約があるので、値段に見合う内容とは言い難いのが現状です。初期不良に関しても端末メーカーの保証で充分にカバーできます。

端末補償サービス画像

割引キャンペーンの存在

ついつい見逃されがちなのが割引キャンペーンの存在です。時期によっては、端末代金が値引きされている場合がよくあります。各社の契約内容を比較すると、同じ機種でも値段が大幅に違うなんてケースも。この点はかなり慎重に判断したいところです。

割引キャンペーン画像

ちなみに特定のサイト(価格.COMなど)から契約を申し込むと、キャッシュバックやQUOカードのプレゼントを受けられる可能性もあります。一時期に比べて数は少なくなっていますが、このようなキャンペーンに注目するのも1つの手です。

購入する端末の種類

セット販売されているスマホの機種は多種多様なので、適当に選ぶのはあまり得策と言えません。例えば、あるスマホゲーをプレイしたいのに、端末のスペックが低いせいでうまく遊べないといったケースも考えられます。何を選ぶかはその後のスマホライフを大きく左右するため、自分の使用目的をよく考えたうえで判断しましょう。

では現状、どのようなメーカーのどのような機種がオススメなのでしょうか。この点は次に見ていきます。

セット販売される端末

セット販売される端末は、MVNOによってそれぞれ異なります。とはいえ基本的にはどこもそれほどラインナップに変わりはありません。それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

ATTENTION!!

以下で取り上げる機種は、すべて2018年3月16日時点で市場に流通しているものとなります。時期によっては在庫切れになったり新商品が投入されたりしますので、ご容赦ください。

Huawei

格安中華スマホとして人気のHuawei製端末は、当然ながら格安SIMとも相性ばっちり。というわけで、ほぼすべてのMVNOでHuaweiの最新モデルが採用されています。

中でもとくに人気なのが『huawei nova lite 2』です。こちらは格安SIM専用に開発されたものなので、端末だけを購入することはできません。良心的な値段にも関わらずスペックはなかなかのものなので、普通に使用するだけならとくに不満はないはずです。ただしCPUが独自開発の『Huawei Kirin 659』というゲーム向きではないものになっているため、この点だけご注意ください。

その他には『huawei honor9』や『HUAWEI P10 lite』といった機種も人気となっています。どれもそれほど高くない製品なので、気軽に購入できるのが強みなのでしょう。今後もHuawei製端末は格安SIM業界で重宝されると考えて間違いはなさそうです。

huawei nova lite 2画像

シャープ

シャープからは『AQUOS sense lite SH-M05』というモデルが多くのMVNOで採用されています。スペックは『huawei nova lite 2』とそこまで変わらず、値段も大きな違いはありません。ただおサイフケータイを利用できるという大きなメリットがあるため、こちらを選ぶ人も少なくないはずです(中華スマホには基本的におサイフケータイ機能はありません)。ここらへんは国内メーカーの強みといったところでしょうか。

ほかには加速度センサーがついていないので、特定のゲーム(『Pokemon GO』など)をプレイできない点にご注意ください。それさえ除けば、なかなか悪くない機種と言えます。

台湾企業の傘下に入り、国内メーカーとしての強みと海外の企業理念をうまく融合させつつあるシャープ。格安SIMの世界においても、今後影響力を強めていくのかもしれません。

AQUOS sense lite SH-M05画像

ASUS

台湾のスマホメーカー、ASUSのZenFoneシリーズも数多く採用されています。とくに『ZenFone 4 Max』はどのMVNOでも一定の人気を集めており、そのブランド力はさすがといったところです。ただ端末のスペックや値段は、他社の人気端末と比べて大きな違いがありません。あえてこれを選ぶという強みもとくに見当たらないので、なかなか判断に困る機種と言えます。

その他には『ZenFone 4』やその派生シリーズがちらほら見られるといった状況です。現状ではHuaweiやシャープの後塵を拝しているので、今後の巻き返しに期待しましょう。

ZenFone 4 Max画像

Apple

Apple社のiPhoneシリーズと言えば全世界的な人気機種ですが、MVNOで見かけることはまずありません。格安SIMは基本的にAndroid端末で利用するケースが多いので、そもそもの前提が違うのです。

とはいえまったく見当たらないかと言えばそうではありません。「UQ mobile」や「Y!mobile」といったMVNOではセット販売の端末に『iPhone 6s』や『iPhone SE』を用意しています。選択肢こそ少ないですが、どうしてもiPhoneがいいという人でも格安SIMを利用できるのです。

iPhone SE画像

その他

上記のメジャーどころ以外にも、各種SIMフリー機が用意されています。富士通のarrowsシリーズ、LG・ZTE・HTCなどの海外格安スマホなどなど、そのバリエーションは枚挙に暇がありません。

MVNOの中には独自色を強めている企業もあり、例えばTSUTAYAの運営する「TONEモバイル」ではオリジナルの端末であるTONEシリーズを展開。また超格安スマホとして名高いBLU社製の『GRAND X LTE』や音響機器メーカーのオンキヨーが製造した『GRANBEAT』をラインナップに加えている事業者も見受けられます。

さまざまな機種の中からこれといったもの見つけるのは簡単ではありません。皆さんも上記の情報を参考に、自分に使用目的に合致した端末を選んでみてください。

今後の展望・OPPOの進出

格安SIMの世界にとって驚きのニュースが2018年1月31日、国内を駆け巡りました。なんと中国の有力スマホメーカー・OPPOが日本市場に参入し、SIMフリー機を販売するというのです。

現時点(2018年3月16日)では『R11s』という端末をリリースしており、ビックカメラやヨドバシカメラなどで手にとることができます。残念ながら格安SIMとのセット販売はされていませんが、近い将来各MVNOで採用される可能性もあり得るでしょう。

R11s画像

とはいえ現状ではHuaweiの格安シリーズが業界を席巻しており、値段が高めの『R11s』では厳しい勝負になりそうです。今後の鍵は、いかに安くてそこそこの端末をOPPOがリリースするかにかかっていると言えます。

もしうまくいけば格安SIM業界の政権交代が起きるなんて可能性も――。我々としても選択肢が増えるのは悪いわけではないので、ぜひ期待したいところです。今後も各MVNOの動向に注目していきたいと思います。

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春の陽気と冬の寒さが入り混じったこの時期は嫌いじゃないです。向こうが好きかどうかはさておき。画像

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