タッチ操作できない!? 3年前に水没したiPhone6sは直るのか?
iPhone6s水没復旧
今回は3年前に水没した、iPhone6sの水没復旧でご来店されました。
開けた様子がこちらです。
中に入った水の汚れがところどころ部品についていますね。
データが入っている基盤をしっかりと洗浄していきます。
その間にバッテリー交換をします。
一度水没したバッテリーを再度使用するのはとても危険です!
基盤を洗浄した後はしっかり乾燥させ、もとの場所に戻したら完成です。
無事データも残り、画面もつきました!
防水機能がないiPhone6sが水没したのにデータが残ったのはなぜでしょうか?
防水機能があるスマホには、中に防水シールが貼られており、部品同士が密着されて水の侵入を防ぎます。
しかし、水が入ると中に閉じ込められるため、データがなくなったり故障したりします。
iPhone6sは防水シールが貼られていないため、中に入った水が外に出ていき自然に乾燥したのではないかと考えられます。
スマホが水没した時にやってはいけない4つの行動
スマホを水没させた後に間違った対処をすると悪化する可能性があります。
ついやってしまいがちな4つの行動をご紹介します。
①水没したスマホの電源を入れる
水没したスマホが故障していないか不安になりますよね。しかし、電源を入れるとスマホ内部に侵入している水に通電して故障する原因になります。不安な気持ちを抑えて、電源を切りましょう。
②ドライヤーの風を当てて乾かす
一秒でも速く乾燥させねば!と焦ってしまいますが、スマホ内部に入り込んだ水を早く乾かそうとしてドライヤーの温風を当てると、スマホ内部の部品が過熱されて故障の原因になります。
③水没したスマホを振る
スマホの内部に入り込んだ水を出そうとして振ってしまうと、かえって中まで水が浸透してしまい、故障の原因になります。
④水没したスマホを充電する
水没したスマホは、充電口やイヤホンジャックから水が入っている状態です。
その状態で充電すると、ショートして故障する可能性があり、感電するリスクが高まります。
水没は時間が命!!!
スマホが水没したら、なるべくお早やめにお近くの水没復旧修理に出してもらうことをおすすめします。数日たった後に修理すると成功率が落ちてしまうためです。
大切なスマホ、データを守るために正しい対処をしましょう。
また、あくまでデータを取り出すことを目的としている修理なので、そのまま使い続けると急に画面が映らなくなってしまうなど症状が出てしまうかもしれないので、早めの機種変更などをおすすめします。