【TORQUE G03 KYV41】基盤移植
▼TORQUE G03 KYV41
今回は京セラの機種 TORQUE G03 KYV41 の基盤移植をさせていただきました。
米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gの19項目と京セラ独自の試験に加え
落下テストなどもクリアしているとても丈夫なandroidスマートフォンですね。
▼修理について
上記に記載させていただいた内容を鑑みると、修理難度が高そうに感じますが構造はとてもシンプルです。
背面に見える大きなマイナスネジをFREEに合わせて回し、バックパネルを外します。
バッテリーを覆っているパネルがあるのでツメ部分を持ち外したらバッテリーが見えるので併せて外します。
ここまで行うだけで、SIMスロットとmicroSDカードスロットが目視できますので、SIMカードやmicroSDカードを差し替える場合はここまでの工程のみで十分ですが、基盤移植なのでさらに分解していきます。
目視できるネジを全て外します。基盤着脱まではYネジのみで作業が可能ですのでYネジ用のドライバーを用意しましょう。通常のandroid端末に比べネジの数が多いのでしっかり管理します。
ネジさえ外し終われば、サイドカバーと基盤を覆っている黒一色のカバーが外れるので、各端子を外し基盤を引き抜きます。
あとは基盤を入れ替え、手順を戻りネジを閉め完了となります。
Tips:アウトカメラの近くに2つ隠しネジがあるため、隠しの黒いシールを剥がしネジを外す必要があります。
Tips:端末の上下にType-C充電口とステレオイヤホンジャックがありますが、その各端子の両端にネジが2つあるため忘れずに外します。
android端末であっても、基盤移植でデータを残しつつ修理が可能です。
郵送修理も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。