スマホの急速充電とPDとは 解説してみた
便利で何でもできる、今の時代なくてはならないスマートフォン
そんなスマートフォンもバッテリーがなくなれば、ただの金属の板になってしまう。
今回はそんなスマートフォンの生命線 充電についての話です。
スマホの充電のしくみ
近年のスマートフォンに入っているバッテリーのほとんどはリチウムイオンバッテリーです。このリチウムイオンバッテリーを充電するときに充電器をさすと、バッテリー内でマイナスの電荷をもつ電子が負極に取り込まれます。すると、負極がマイナスになり、そのため、プラスの電荷をもつリチウムイオンが負極に取り込まれます。これが充電です。
また、ワイヤレス充電というものがあります。これはケーブルを刺さなくても充電ができるもので、ワイヤレス充電をパッドにあるコイルが磁界を発生させ、スマホ側の受電用のコイルがそれに反応し電力に変換しています。
電気が放出されているわけではないので安心ですね。
スマートフォンの急速充電
急速充電とは、通常の充電に比べて大きい電力で給電することによって、充電時間を短くするものです。また、急速充電に対応したスマートフォン、急速充電に対応した充電器やコードを使用しなければ急速充電することができません。
最近では急速充電の速度も上がっており、ハイエンド機種で40Wから60W程度に対応している機種が多く、一部スマホでは120W充電することで0%から100%まで約19分で充電できるようなものも出てきています。
寝る前に充電し忘れても起きてから、朝外出の準備をしている間に充電ができるので忙しい人にはありがたい機能、充電の手間をできる限りなくそうという企業努力がみえます。
最近よく見るPDとは
近頃よく見かけるPDの文字
これはPower Deliveryの略称で早い充電速度である目印のようなもので、最大100Wまでの需給電が可能となる規格です。
iPhone やGalaxy 、Pixelシリーズなどスマートフォンの最新モデルの多くがUSB PDに対応しています。
急速充電のデメリット
急速充電もメリットばかりではなくデメリットも存在します。それは急速充電するとバッテリーが劣化してしまう可能性があるという点です。高圧の電気を流すことでバッテリーに負荷がかかり、バッテリーの温度が上昇しやすくなり、バッテリーの劣化につながってしまいます。
これは、同じバッテリーのしくみを持つEV(電気自動車)でも同じことが言えます。急速充電することでバッテリーが劣化し航続距離が短くなる可能性があります。余裕のある時は低速充電し、バッテリーの劣化を抑えたいですね。
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