スマホの防水性能と防水規格IPとは 解説してみた
近年のスマホは防水性能が備わっていることが多いです。
この防水性能を表記としてスペック表やカタログなどに書かれている規格が「IP○○」と表記してあるところを見かけたことはないですか?
今日は、この「IP○○」について解説します!
IPとは
IPはInternational Protection の略で電気製品の防塵・防水性のを表す規格です。
防塵性能を7等級、防水性能を9等級で表しています。
例えば「IP67」の場合、防塵性能が6等級、防水性能が7等級ということになります。また、「IPX7」や「IP6X」などの表記の場合、どちらかのみの保護性能を表しています。
IPX0からIPX8まで全9等級あり、IPX0からIPX7までは試験基準が規定してあり、水圧や水没時間など等級が上がるごとに厳しくなっていきます。しかし、IPX8は試験基準が規定しておらず、IPX7よりも厳しい環境下で試験すること のみが条件になっているため、メーカーが独自に試験をしている状況です。
スマホに水がかかった!浸水したのかの確認方法
iPhoneなどのスマートフォンには浸水したのか確認するための「液体侵入インジケータ」がついています。
SIMスロットの内側にシールのようなものが張られており、水に触れていない状態では白色になっており、水に触れると赤色に変色します。確認する場合は、内部についているのでライトで照らしシールを目視します。
水没した場合の注意点
水没した場合にドライヤーで乾かす方がおられますが、これはやってはいけない行為です。
水没した場合は、乾いた布などで回りの水分をふき取り、ケースなどを外し、SIMカードをに抜き取ります。
水没後は時間との勝負で、できるだけ早く水没復旧することで復旧の成功確率が上がります。逆に時間が経てば経つほど成功確率が下がってしまいます。できるだけ早く水没復旧作業をできる業者に出すことをお勧めいたします。
スマホステーション福知山店では、水没復旧作業も承っています。
iPhone・android・iPadなど