海外版のSIMフリー端末について解説してみた。後編

前回のブログでSIMフリーという端末はどういう端末かを解説しました。

次に海外版のスマートフォンについて解説していきます。

技適マークとは？

次に「技適マーク」の解説をしていきます。

総務省がSIMロックを原則禁止したことによって今後もSIMフリーの端末の流通は増えていくと思われます。

しかし、その中でも気を付けていただきたいのが海外版のSIMフリーの端末には「技適マーク」がついていない場合があります。

この技適マークとは総務省令で定められていて電波法に基づく技術基準に適合していることが証明された無線設備につけられています。

電波は使用するチャンネルや送信出力、無線機の技術基準など様々なルールが定められています。

技適マークのない無線機は知らず知らずのうちに他人の通信を妨害していたりする可能性があるため日本だと電波法違反になる恐れがあります。

つまり、技適マークは「社会生活に混乱をきたすこと」を防ぐためにつくられた制度ということです。

例えば、最悪の場合一刻を争う救急車や消防車の無線に影響したり、航空機や鉄づを止める事態をひきおこしてしまう可能性があるため規制しているのです。

技適マークのないスマートフォンを利用すると

技適マークがある＝電波法令に定められている基準に適合しているということです。

では、その技適マークがないスマートフォンを使うとどうなるのか。

先ほども少し書きましたが、電波法違反になる可能性があります。

海外からの観光客はどうなるの？

技適マークとは日本独自のものであり、国際的に統一されているものではあえいません。

そのため海外からくる観光客の人にたいしては「入国から90日以内であれば、条件付きで技適マークなしのスマートフォンを使うことができる」という例外措置が容易されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

海外版のSIMフリーのスマートフォンを購入する際には技適マークがついているものかしっかりと確かめてくださいね。

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