スマートフォンのウイルスの歴史をご紹介します。中編

今回もスマートフォンのウイルスの歴史のご紹介をしていきます。

調べてみると本当に数多くのウイルスが存在しているんですよね。

今でも数多くのウイルスが存在していますが、今もウイルスというのは進化し続けています。

ですので、スマートフォンのアップデートも常に行われているということなんですよね。

 

変わってきたスマートフォンのウイルスの歴史

〇フレクシ・スパイ(2007年)

フレクシ・スパイの感染の仕方の解説です。

まずは、トロイの木馬がユーザーの見えないところで通話とメッセージをモニターします。

その結果、感染したデバイスの活動すべてを抜き取ろうとするのです。

そして、音声データを録音して、SMSの情報や電話帳を収集し、遠隔地のサーバーに転送するという流れです。

〇インフォ・ジャック(2008年)

これはWindowsモバイルを感染させるトロイの木馬なのですが、デバイスがインターネットに接続したときにデバイスからホームサーバーへと情報を漏らしてしまうのです。

また、利用している人が気づかないうちに他のアプリをダウンロードしたり、インストールをすることもできてしまいます。

さらに、デバイスのセキュリティ設定をひそかに変えることでセキュリティ警告を一切されずに他のアプリをインストールすることを許可してしまうのです。

このマルウェアは自身を検知から守るようにコピーすることで、クリーンアップをしても消されないようにするのです。

〇イケエ(2009年)

openSSHを持つ「脱獄」状態のApple社のデバイス同士のやりとりの中で流通するiOSに潜入するワームです。

デフォルトのパスワードを変えてないと、感染しやすくなってしまいなす。

感染したデバイスは壁紙をマルウェアの作者の写真か、リックアストリーという歌手のにぎやかな写真に帰られてしまいます。

〇ジットモ(2010年)

これは、パソコンからモバイルに引っ越した危険なマルウェアの一つなんですが、デスクトップパソコン上にいたときは「ゼウス」とよばれて、何千ものオンラインバンキングの利用者から強奪を働くという不正行為を行っています。

モバイルに移行してきてからは取引認証番号を盗み出して、インターネットバンキングを標的としています。

しかも、このマルウェアはAndroid、blackberry、WindowsMobile、Symbianといった複数のプラットフォーム上で発見されています。

広くヨーロッパ諸国を標的としているとみられています。

まとめ

実はスマートフォンを標的としてマルウェアはまだまだあるんです。

スマートフォンの進化とともに進化しているのを痛感しますね。

最近のスマートフォンでよく聞くのはAndroidのクリーナー詐欺です。

「メモリがいっぱい」「ゴミが多すぎます」などを表示するようなものですね。

怪しいクリーナー系アプリを入れるのではなく、入れるのではなく、信用できるウイルス対策アプリをいれてくださいね。

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