困ったときのための「iCloud」でのiPhoneのデータバックアップ!
iPhoneを買い替えるとき、故障してしまって正規店に修理を出す際、データのバックアップが必要になってきます。そのときの方法として基本である「iTunes」を使うもの、「iCloud」を使うものがあります。
今回はパソコンなしでできる「iCloud」を使った方法を解説したいと思います。
「iCloud」を使ったバックアップ
バックアップのメリットは、大事なデータを失くさないで済むことです。
バックアップをすることで、iPhoneを買い替えるとき、故障してしまったときなど、今まで使っていた状態まで戻すことが簡単になります。
「iCloud」とは
「iCloud」はAppleが提供するクラウドサービスになります。
iPhoneから直接バックアップすることが可能なので、手軽に利用できるサービスになっています。
バックアップ方法
①Wi-Fiに接続する
iCloudのバックアップにはWi-Fiに接続していることが必要です。
②「iCloud」を選択
「設定」→「名前」→「iCloud」
③「iCloudバックアップ」を選択
「iCloud」画面下部をスクロールして「iCloudバックアップ」を選択します。
④バックアップを作成
「今すぐバックアップを作成」を選択すると、バックアップが開始します。
自動でのバックアップも可能
「iCloudバックアップ」をオンにしておくと、iPhoneが電源に接続されており、ロックされていて、Wi-Fiに接続されていれば自動的にバックアップしてくれます。
「iCloud」の画面でバックアップするアプリやデータの選択も可能です。
「iCloud」のバックアップはWi-Fiの通信速度に注意
iCloudへのバックアップはインターネットを使ってするため、Wi-Fi環境が不安定な場所やWi-Fi速度が遅いところでバックアップしていると、時間がかかってしまう原因になります。Wi-Fi環境が安定していて、Wi-Fi速度が速い場所でバックアップをしするようにしてください。
「iCloud」の保存容量と注意点
「iCloud」でのバックアップは簡単にできますが、保存容量が無限というわけではありません。iPhoneには最大512GBのものがあります。(2021/2/23現在)
それらの中のデータをすべてバックアップしようとするとそれだけの容量が必要になります。
「iCloud」の保存容量
保存容量が無限ではないと言ったのは、無料で使える容量が5GBまでだからです。
それ以上のデータは50GBで月額130円(税込)、200GBで月額400円(税込)、2TBで月額1300円(税込)という料金を支払うことで増やすことができます。
バックアップできないデータもあるので注意!
CDからiPhone内に保存した曲に関しては「iCloud」でバックアップできません。
iTunes Storeで購入したもの、Apple Musicでダウンロードしたものは再度ダウンロードすればいいですが、CDから入れたものに関してはバックアップすることができず、再度CDから保存し直さなければいけません。
それと、ゲームアプリなどアプリ内のデータについてもバックアップできるものとできないものが存在するのでアプリ内で確認していただく必要があります。
まとめ
今回はパソコンを使わずバックアップのできる「iCloud」へのバックアップについて解説しました。
最近はiPhoneがないと連絡がとれない、調べものもできない、写真もすべてiPhoneで撮っているなど、生活の上で必須のツールとなってきています。
iPhone内に保存している思い出の写真や大事なデータなど消えたら困るものは日頃からこまめにバックアップすることをおすすめします!