この写真ではよくわかりませんが、画面上部向かって左角が割れております
「このくらいなら」いいじゃんと思ってしまう人も多いでしょう
しかし、スマートフォンは画面をタップしたりスライドしたりして使うものです
日々スマートフォンを使っていくことで、少しづつダメージが蓄積してヒビが大きくなっていくことがあります
そして、鞄やポケットにスマートフォンを入れて持ち歩いているうちに、小さな衝撃が少しづつ加わっていくことも考えられます
そんな風にちょっとづつ変化していく場合、ユーザーとしては気づきにくいものです。
ある日突然、操作不能に陥ることもありますので
このくらいのヒビでも、修理をしようと考えることは非常に賢明な判断であると私は思います。
このiPhoneXS、バッテリーの最大容量が80%を切っていました
画面パネルを外すと「すぐそこ」にバッテリーがあるので、この画面修理のついでにバッテリーを交換するのは、いろんな意味で適切なタイミングでした。
外した画面パネルから、受話スピーカーと近接センサーを取り外し
新しい画面パネルに移植します
iPhoneXSの場合、画面パネルが「OLED 有機EL」と「LCD 液晶ディスプレイ」があります
今回は「OLED 有機EL」を使います。
新しいバッテリーを用意してバッテリーシールを張り付けます。
バッテリーを載せて、耐水シールをフレームに貼り付けところです
画面パネルを開けると、元々貼り付いていた耐水シールが剥がれてしまいます
ある程度の耐水性を持たせるためには、耐水シールの貼り付けが必要になります
完全な防水ということではありませんが、内部に水が入りづらくなります。
コネクター部のカバーを取り付ければ、後は画面パネルを組み付けるだけです。
「隊長! でも、油断大敵であります!」
ここで下手を打つと耐水シールがだめになりますし、コネクターがキチンと嵌まってないと電源が入らなかったり、タッチパネルの異常が出たりします
組み付ける前に、電源を入れて動作を確認します。
大丈夫な様子ですので、そのまま組み付けます
ホッと、ひと安心です。
iPhoneXS以降、元々のバッテリーとiPhone本体バッテリー側のICチップによってペアリングされています
Apple側の仕様変更により、新しいバッテリーを載せるとiPhone本体から最大容量を確認できなくなります
当店で使用しているバッテリーは品質に何ら問題もなく、容量も純正品と同等ですのでご安心ください。
この写真では伝わり難いのですが、新しい画面パネル「OLED 有機EL」は発色が良く非常にキレイです
これでもう、画面で指を傷つける心配はなくなりました
これを読んでいる貴方、不快な動作のスマートフォンを我慢して使っていませんか?
「バッテリーの減りが早い」とか、「画面が割れていてどうしよう」とか
是非、スマホステーション厚木戸室店へご相談ください
どうすれば今のスマートフォンを快適に使えるか
私たちにも一緒に考えさせてください
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。