本日はご依頼頂いたPS4のSSD換装についてのお話です。
通常PS4はHDD(ハードディスクドライブ)が載っています。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)というくらいなので円盤状の記憶媒体を回転させてデータを保存しています。
これはエジソンの蝋管録音から始まる、回転する記憶媒体に情報を刻み込むという技術の流れで
レコード盤もオープンリールテープも、カセットテープやCDもDVDも同じ発想です。
回転させて記憶させる場合、回転させるためのモーターが必要ですし
必要な回転スピードにならないと、情報の読み書きができません。
当然ですが、電源を入れてから回転数が上がるまで読み書きができないのでタイムラグが生じることになります。
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)はHDDと同じ記憶装置ですが
メモリーチップでデータを読み書きします、チップは回転させる必要がありません。
モーターやメカニカルな機構が不要ですので、HDDと比較して大幅に軽量化されていますし
モーターを回すことがないので静かに動作します。
そしてHDDと比較すると、読み込みの早さは驚くほどで
まさに「爆速」です。
そんなSSDにゲーム好きな人たちが目をつけるのは当然の流れでしょう。
PS4のHDDを外して「デュプリケーター」という機械でSSDクローンコピーを作り
クローンコピーしたSSDをPS4に戻すだけでSSD換装が完了、あるいはSSDをPS4に載せて、ドライバーインストールすれば完了です。
クローンコピーは、今まで使っていたゲームデータをそのままクローンするので
今までどおりにゲームができますが、クローンをつくるのに2~3時間必要になります。
ドライバーをインストールする方法は、ゲームデータの移行はありませんが
HDDまるごとのデータ量と比べると、ドライバーのデータだけのインストールなので
時間的には30~40分程度で完了します。
併設店舗「ブックオフ厚木戸室店」の家電コーナーでも小容量のSSDを扱っておりますが
ご希望される容量のSSDをご用意できません。
必要とされる容量のSSDをご用意いただいて本体とご一緒にお持ちください。
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