ちょっとネットで検索すると「スマホ修理動画」なんか出てくるし、意外と簡単そうに見えちゃうから自分で修理したくなるのも理解できます。
例えば「iPhone7」とか「iPhone8」はこんな感じでケーブルが走っています
充電口の横の「星ネジ」を外して、さあオープンって「ガバっと」90度とか開いちゃうとケーブル断線しちゃいます、この状態では20mmくらいしか開きません
ちゃんと20mmくらいで開いて、画面を外しちゃおうと上部を外す時、言葉で表現するのが難しいのですが「ちょっと」画面を横にスライドします
その時、下部を20mmも開いていたら簡単に断線しちゃうのです
ペラペラのケーブルですから、グッと引っ張った状態で画面を横にスライドしてしまうと、ケーブルに捩れるような力がかかります、ペラペラのケーブルは捩れに滅法弱いのです
そんなトラップが機種ごとにあったりするワケですよ
道具って意味でも「星ネジ」ってサラっと書いてますが、プラスでもマイナスでもない「☆」なのです
内部のビスは「Y」だったりします
こういう特殊ネジを開けるためには、特殊なドライバーが必要になります
「つのだ☆ひろ」は関係ないのです、「☆頭」のネジを回すドライバーです
文字通り「Y頭」のネジを回すドライバーなんです
他にも画面を開いていく道具で「スパチュラ」というものがあります
Amazonとかで売ってる「修理道具セット」にも入っていたりしますが
ヘラ部の厚みが全然違うのです
修理道具セットに入っている「スパチュラ」はブ厚くて、きっと画面とフレームの隙間に差し込むの苦労するでしょう
下手を打ったら画面パネルを傷つけてしまう可能性もあります
以前、自分でバッテリー交換したという「iPhone」を持ってきてくださった方がいました
バッテリー交換はできていたのですが、ホームボタンのケーブルを切っていて使えなくなっていました
わたしたちも、切れてしまったケーブルは繋げないのです
その「iPhone」を、もし修理するとしたら、画面パネルを交換するしか方法はありません
自分で道具を用意して、バッテリー交換して大事なケーブルを切ってしまったら
安くバッテリー交換できるはずだったのに、修理のための費用が発生してしまいます
その方は「最初っから任せておけば良かったなぁ」と、残念そうに呟いてました
「androidスマートフォン」の場合、もっと大変です
裏側のパネルを開いていく、あるいは画面パネル側から開くのですが
粘着テープで固定されていますので、熱を加えて粘着を弱めて接着部を切っていきます
その時使うのが「加熱マット」です
加熱マット | 工具・備品,工具 | Sparts 【スマホ修理パーツ販売店】 (makeshop.jp)
温度と時間を設定できる優れモノです
修理動画では、ドライヤーなんかを使っていますが
どのくらい加熱するかという部分は、修理者の勘みたいなところに頼っています
裏側パネルの場合「プラスチック」だったりするので、加熱が過ぎると変形してしまう可能性もあります
「加熱マット」は安全に加熱できますが、やっても「数回の修理」のために投資する価値があるかは疑問です
長々と書いてしまいましたが
スマホステーション厚木戸室店には必要な「道具」があり、修理経験あるスタッフが修理していきます
スマホステーション厚木戸室店の修理スタッフが「万が一」失敗しても、修理パーツを在庫しているのでリカバリー可能です
更に失敗の確率は、皆さんが「スマホ修理動画」を見ながら修理するよりも確実に低いはずです