「iPhoneX」の設定画面から「バッテリー」→「バッテリー状態」を開くと
新品時のバッテリーを100%として、現在のバッテリー最大容量を確認できます。
この「iPhoneX」は、現在のバッテリー最大容量が88%となっているので12%程度の劣化ですが
使用感として、バッテリーのヘタりを感じるということでバッテリー交換となりました。
画面を開きコネクターカバーを外し、最初にバッテリーのコネクターを外してから
画面パネルのコネクターを外していきます。
画面パネルのコネクターケーブルは、ペラペラのフラットケーブルなので
画面をつけたまま作業すると間違いなく断線します、こういう修理の場合「横着」してしまうと後で取り返しのつかないことになりますので、できる限り慎重に作業していきます。
バッテリーの下にペラペラな「Qiワイヤレス充電レシーバー」が張り付いています。
バッテリーを外す時、強引に抉ってしまうと「Qiワイヤレス充電レシーバー」を傷つけてしまいます、最悪のケースではワイヤレス充電できなくなったりする可能性もありますので、ここでも慎重な作業が必要です。
新しいバッテリーを載せました
耐水シールを貼りつけて耐水性を高めます。
後は画面パネルを仮どめして簡易に動作を確認、問題が無ければ画面パネルを固定します。
バッテリー状態を確認すると「100%」に変化しています。
PSE認証の新品バッテリーに交換されているので当然のことですが、初期不良の可能性もあります
ここで「100%」を確認できると修理者としては安心です。
最終的にチェックアプリを入れ一通りの動作確認、スマートフォンの清掃、アルコール除菌まで行ってお客様にお返しします。
現代人にとってスマートフォンのは大切な相棒です、少しでも不調があると気になりますよね
「何かおかしいな」とか「なんか使いづらい」ことがありましたら