「これ、なんとかなるかなぁ?」とお訊ねでしたので「もちろん大丈夫ですよ」とお答えしました。
「iPhoneX」の純正のパネルは有機ELです、交換するにも有機ELが最適だと思うのですが、やはりまだ高価なパネルです。
今後、買い替え予定であるとのことでしたので、今回は液晶のパネルでの修理となりました。
割れた画面を見ると、少し膨らんで見えます。
バッテリーの膨張が原因だと思われるのですが、このまま新しい画面パネルを入れても
膨張したバッテリーのままだと、圧力のかかる部分の液晶が白く抜けて映ったり
膨張したバッテリーが破裂してしまう可能性もあります。
画面パネルを交換するのと同時にバッテリーを交換することで、同時修理の割引が適用されることをお伝えしたところ、バッテリーも一緒に交換されることになりました。
※修理料金の低い方が半額になります
開いてみると、明らかにバッテリーが膨張しています
バッテリー交換のタイミングだったと思います
新しいパネルにフロントカメラを移植します
新しいバッテリーを載せて、耐水シールを貼った状態です。
耐水シールによって、水分の侵入をある程度防ぐことができますが「防水」ではないので
水の中で電源を入れて使うことはやめてください。
先日見せていただいた「iPhone7 Plus」は「お子様」がお風呂で使って内部浸水していました
原因としては、シムトレーのパッキンが定位置から外れて閉まりきっておらず、シムトレー部分からの内部浸水でした。
耐水シールを使っているからと過信しないでくださいね。
画面もキレイになり動作も問題ありません、バッテリーも100%になっています。
発色という意味では「有機EL」と「液晶」の差はありますが
その分低い価格での修理ができます。
画面が「バッキバキ」になっていて使えないと諦めていたスマートフォンとか
バッテリーの減りが早くて使い難くなっちゃったとか