かなり画面にヒビが入っているのですがタッチ操作できる状態でしたが、そのまま使い続けることはお勧めできません。
タッチ操作できる場合、割れたままの画面で使い続ける方も多いのですが、
指を切ってしてしまうこともありますし、端末的にもヒビから水分が入り込み更なる故障を呼び込みかねません。
ちょっとしたヒビだからって、侮ることなく画面修理することが適切であると思われます。
この端末の場合、画面側から開いて作業するタイプになります。
加熱マットを使って画面パネルを加熱しフレームとの間にある粘着テープを緩め、
粘着が緩んだところにギターピック等を挿し込んで、粘着テープを切ります。
割れてしまっているパネルなので再利用することはありませんが、慎重にパネルを外していきます。
フレームに割れたパネルのチップが残っていないか確認してキレイに清掃します。
画面パネルが外れたら、新しい画面パネルを接続して動作を確認をします。
粘着テープや接着剤で固定してから初期不良が見つかると手間が増えますので、この段階でチェックしておきます。
動作に問題がなければ、画面パネルを固定していきます。
今回も粘着テープと接着剤で画面パネルを固定しますが、粘着テープも接着剤もある程度の時間「圧着」しておく必要があります。
本来ならば一昼夜ほど圧着の時間があれば完璧なのですが、今回はお客さまの都合から「専用のクランプ」で5時間程度圧着してからお客様にお返ししました。
お客様には「使わない時間に重たい本等の間に挟んで圧着する時間を取ってください」とお願いしました。
「画面が割れたスマートフォンをそのまま使っているけど、画面修理したいなあ」とか
「バッテリーがヘタって使いづらいんだけど、なんとかならないかな」とか
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