しかし軽く発色が良い反面、非常にデリケートな素材ですので取り扱いに注意が必要です。
お客様は「子どもが、ちょっと落としただけなんだけど割れちゃった」とおっしゃってました。
デリケートな素材ですので、このヒビの感じで全体の発色が阻害されてしまってます。
さっそく修理にとりかかりますが、この機種は最初に裏側を開いてコネクターを外していきます。
基板のカバーを外して、バッテリーのコネクターを一旦外してから新しい画面を接続します。
下部にある大きなコネクターが画面のコネクターになります、こちらに新しい画面のコネクターを接続して動作チェックです。
動作に問題が無いことを確認してから元の画面を外します。
元の画面を外したら、フレーム側の画面を接着する部分を清掃します。
ここで手を抜いてしまうと、画面の接着が弱くなってしまうので徹底的に清掃してから画面を載せます。
画面を接着して、再度動作を確認してから裏側のパネルを接着します。
この機種の場合両側のパネルを外して作業して、両側のパネルを接着することになるので
パネルをキチンと固着させるために専用のクランプで圧着していきます。
本来ならば「一昼夜」圧着することが望ましいのですが、忙しい現代人には難しいことなので
今回は、店舗で2~3時間の圧着でお客様の使わない時間に「広辞苑」のような重たい本で重石に「二晩ほど」お願いして納品しました。
androidのスマートフォンはたくさんの種類があり、パーツを在庫していない機種の方が多いです。
今回は比較的早く部品を入手できましたが、それなりのお時間をいただく場合もあります。
それでも修理したいという方が多いのは、スマートフォンのデータに「プライスレス」な価値を見出しているからだと思います。
わたしたちも、できる限り安価で時間のかからない修理を心掛けていきます。
何か気になることがありましたら、スマホステーション厚木戸室店までお気軽にご相談ください
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