対応する画面パネルの在庫が無く、発注して部品が到着してからの修理になり「着手」まで少しお時間をいただきました。
仕事で使うスマートフォンなので、朝イチでお預かりして夕方納品で修理します。
タッチ操作はできる状態ですが、画面にヒビが入っている状態で使い続けるのはオススメできません
ヒビの部分から水分が入ったりして、タッチ操作できない状態になることもあります。
仕事で使うモノならば、突然の操作不能状態は避けなければならないことだと思います。
わたしは、今回のお客様のように「できるだけ早めの修理」を行うのがベストだと考えています。
この機種の場合、バックパネルを開いて修理していきます。
画面パネルの接続コネクターを外して、新しい画面パネルの動作を確認してから作業を進めます。
新しいパネルが問題なく動作しているので「バッテリー」を外し、
バッテリーの下の穴から表側に伸びている画面パネルのケーブルを外してから、
表側の割れてしまった画面パネルをはずしていきます。
画面パネルとフレームが接着している部分は「1mm」程度しかありません、
新しい画面パネルを、ちゃんと接着するために丁寧に清掃する必要があります、
割れたパネルの欠片とか、元々付いていた粘着テープを丁寧に取っていきます。
きちんと画面パネルを接着したら、バッテリーを元に戻してバックパネルを閉じます。
接着部分を固着させるために、専用のクランプを使って圧着します。
本来ならば「一昼夜」ほど圧着するのがベストなのですが、お客様の都合上そうはいきません。
今回は、お客様の使わない夜の時間に「広辞苑」等の重たい本で、二晩ほど重石にしてもらうことにしました。
お客様にお返しする時、キレイな状態のスマートフォン見て嬉しそうな表情を浮かべていたことが印象的でした。
画面にヒビが入ってしまって、なんだか寂しい気持ちになっていませんか?
バッテリーの減りが早くなってしまったスマートフォン、諦めて使いづらいまま使ってませんか?
うっかり水没させてしまったスマートフォンを見つめて途方にくれていませんか?
快適なスマートフォンに戻すお手伝いをさせていただければ幸いです。
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