設定からも消失!?Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの指紋センサーの不具合は修理できるのか
Xiaomiといえば近年の格安スマホ界隈でかなり勢いづいているスマホメーカー。
ですが、とある機種についてはユーザーから不穏な報告が寄せられています。
その機種とは、Mi 11 Lite 5G。
今回はその不具合内容と修理可否について、ざっくりとご紹介していきます。
Mi 11 Lite 5G について
中華メーカー”Xiaomi” が2021年中頃に発売したミッドレンジモデルのスマホで、価格帯は4万円台。
薄型で軽量、おさいふケータイ機能(Felica)を搭載するなど、性能面でも平均水準を上回ると期待されていました。
報告が上がった”不具合”とは
不具合の報告(相談)があったのは2022年1月の末頃。
商品価格の比較をメインコンテンツとする”価格.com”の掲示板にて、「指紋センサーが効かなくなった」という内容で相談スレッドが立ち上がります。
状況として、
・半年ほど利用
・指紋センサーの機能自体が使えなくなっている
・再起動などを行なっても改善はみられなかった
といったものが報告されていました。
不具合の正体は…
結果として、その相談者本人のスマホが無事に治ったかどうかは報告されていません。
しかし、同スレッド内で「私も同様の症状に苦しんだ」と数名の書き込みがあり、いずれも再起動や初期化では解消しなかったとのこと。
(修理が必要で合ったケースも複数件見られました)
このことから、このような症状の直接原因は”パーツ不良”もしくは”基板不良”である説が濃厚となりました。
この不具合は治せるのか
結論、治せる可能性は十分にあります。
実際に、同様の症状でお持ち込みいただいた際には、パーツ交換で復旧いたしました。
個体差や不具合原因による差はありますが、”絶対に治らない不具合”ではないということは明らかです。
修理事例
ここで実例をご紹介します。
まずは修理前の状態ですが、設定アプリから指紋設定自体が消えてしまっています。
この症状にパーツ不良の可能性をみて、今回は電源ボタン(指紋センサー)パーツを交換することになりました。
まずはサクッと分解していきます。
ここまで開いたら電源ボタン取り外しのため、バッテリーの取り外しも行なっていきます。
電源ボタンを無事に外すことができました!
ここからは組み直しだけなので省略します…
組み直し後、無事に設定画面に”指紋機能”が戻りました!
結論
再三になりますが、パーツ交換でこの症状が直る可能性はあります!
ただ、パーツは基本常駐していないことが多く、今後も流通が安定してあるかは不明瞭です。
つきましては、修理をご希望の際はまず電話やメールにてご相談ください。