【Google】バッテリー膨張で画面が千切れたPixel 4aを迅速修理!修理時間はなんと…
タイトル通り、バッテリー膨張と画面故障を併発した端末を修理させていただきました。
内容や修理時間などをご紹介しますので、お時間のある方はご一読ください。
故障状況
持ち込み時の状態は、
・画面が外れている
・バッテリーが膨張している
・本体背面が膨らんでいる
以上3点が特に目立ったポイントでした。
お客様からは、「画面が外れてきて、その勢いで画面が取れてしまった」とご説明をいただきました。
恐らくはバッテリー膨張によって画面が浮いてしまい、その後何かの衝撃で画面のコネクタが千切れてしまったものだと思われます。
修理工程
ザックリとした紹介になりますが、基本的には下記手順で作業を行いました。
①画面フレームと背面カバーを分離させる
②膨張したバッテリーを取り外し、正常なパーツへ換装する
③画面フレーム側に背面カバーを取り付けなおし、正常な液晶画面パーツへ換装する
通常、Pixel 4aの修理は、液晶画面側から分解を行うという特徴があります。
この場合は液晶画面破損のリスクがありますが、今回は画面が最初から外れていたこともあり、通常よりもリスクが低く、修理時間もかなり短縮できました。
作業のポイント
いくつかありますので、ザックリご紹介します。
膨張バッテリーの取り扱い
膨張バッテリーの取り外しには、毎回かなり注意を払うことになります。
理由としては、万が一バッテリーの外装が破けてしまい、バッテリー内部に刺激を与えてしまった際には、発火や爆発のリスクもあるためです。
画面接着時の留意点
また、Pixelシリーズに限らずですが、液晶画面を接着する際、ベゼルに元の接着剤や汚れなどが付着したままだと画面が剥がれやすくなることがあります。
そういったことがないように、接着を行う前にしっかりと除去作業を行うことも重要なポイントです。
作業時間と料金
今回は様々状況が重なったこともあり、作業時間はなんと1時間足らずでした。
料金は、
・画面交換料金:31800円(税込)
・バッテリー交換(パーツ持込):6000円(税込)
がそれぞれかかり、
全体額は37800円(税込)となりました。
画面が映らず、正常に動いているかも定かではない状態から、”データが取れるだけ”以上の状態にお直しができました。
※パーツ流通価格の変動などによって、上記修理金額でのご対応ができないこともございます。現在の修理料金については別途WEBサイトやお電話、メールにてお問合せください。