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【スマホ修理工具紹介!】スマホステーション吉祥寺店でスマホ修理の際に使っている道具をご紹介します

スマホの修理には何が必要?

「自分でスマホを修理してみよう!」と思った事がある方も多いのではないでしょうか。
スマートフォンの構造は機種によって様々ですが、修理の際に必ず必要なのがピンセットやドライバーなどの修理工具です。
もちろん私たち修理作業者の技術も必要ですが、全て素手で行うことはできません。道具をうまく使って修理する必要があります。
スマホのパーツはかなり小さいのでとても細かい作業になります。

本日は精密作業に欠かせない修理工具やツール類をご紹介致します!

修理工具のご紹介!

ドライバー

「自宅にドライバー持ってるよ」という方も多いのではないでしょうか。
スマホ修理で使用するドライバーは精密ドライバーにあたり、一般的な家庭用ドライバーとはネジ穴の大きさが全く違います。
ネジ穴が小さいのも厄介なところなんですが、スマホ修理で使用するドライバーはなんといっても「ネジ穴の種類が多すぎる!!」ということ。
そこで、スマホ修理に使用する代表的な5種類の精密ドライバーを並べてみました。

対応するネジは、左から 星ネジ、+ネジ、Yネジ、トルクスネジ、-ネジ です。どれもとても先端が細いことが分かりますね。
今載せているのは5種類ですが、精密ドライバーにはもっと種類があります。先端だけ差し替えれる精密ドライバーセットを使う事も多いですが、先端部分は40種類以上あったりします。ネジの形状や大きさに合わせて使い分けます。

①一番左の星ネジドライバーは、基本的にiPhoneの修理には必要不可欠です。iPhoneには充電口の両サイドに星形の穴をした通称星ネジがはめられています。本体と画面をがっちり固定する大切なネジです。ここを外さないと分解はできません。

②左から2番目の+ドライバーは皆さんご存知のプラスドライバーをそのまま小さくしたようなもの。ただ、かなりオーソドックスなネジなのでiPhoneでもAndroidでもかなりの部分にプラスネジが使われています。最も使用頻度の高いドライバーかもしれません。

③真ん中はYネジドライバー。アルファベットのYのように、ネジ穴が三又になっているネジに使います。iPhone 7以降の機種にはYネジが必ずついています。
Androidにも機種によってはYネジが使用されていますが、稀です。

④右から二番目のトルクスドライバーは六角星型のトルクスネジという特殊なネジを付け外しするために使います。なかなか見ないネジです。

⑤そして一番右はおなじみのマイナスドライバー。プラスドライバーに比べると使用頻度はかなり低いです。

そもそも、どうしてこんなにたくさんネジの種類があるんでしょうか?
これはスマホメーカーの意図もあるのでなんともいえませんが、私が思うに「簡単に分解されないように」するためだと思います。
精密プラスドライバー一つあれば分解可能!という機種もありはしますが、やはり分解が簡単だと、知識や技術の無い人も挑戦しやすくなってしまいます。
スマホの部品はかなり繊細で小さいため、少しでも傷がつくと使えなくなってしまうことも。
こうやってネジの種類をたくさんばらけさせて配置することで、簡単には分解ができなくなります。私たち利用者を守る為でもあるんです。

ピンセット

ケーブルをつかんだり、バッテリーシールを巻き取ったり、挟むだけではなく「ひっぱる」「おさえる」「持ち上げる」など指先代わりに使うのがピンセット。
スマホの修理では主にこの3種類を使う事が多いです。

3種類ともかなり先端が鋭いので細かい作業に適しています(鋭すぎて気を抜くと指先に刺さることも…)
一番右は一般的なピンセットです。左と真ん中はツルの首のように曲がったような形をしているので、ツル首ピンセットと呼ばれます。
一件左と真ん中は同じように見えますが、近づいてみると…

微妙に曲がる角度が違うのがわかりますか?左は緩やかなカーブ、比べて右はカーブがきつくなっています。
ちょっとの違いではありますが、作業によって使い分けることで使いやすさが全然違うんです。(私は右のツル首の方が好きなのでほとんどこれで作業します)

ヘラ

ドライバーやピンセットと同様によく使う工具がこのヘラ。プラスチック製のものや、金属製のものがあります。

この材質がすごく大事で、「どの作業を何製のヘラで作業するのか」によって修理ミスを防ぐことができます。
スマートフォンのパーツはメイン基盤にコネクターで接続されています。主に左のプラスチック製ヘラはこのコネクターを外す時に使います。
コネクターはかなり細い金属でできておりデリケートなので、同じ金属製の頑丈なヘラで作業をしてしまうとコネクターが変形したり断線したりして使えなくなってしまいます。

なので、コネクターやボタンなど軟らかくてデリケートな部分にはプラスチック製のヘラ、バッテリーを剥がしたり画面展開の時には金属製のヘラを使う事が多いです。ここの使い分けも人それぞれです。

ピック

楽器屋さんに打ってあるピックを、スマホの修理でも使います。

プラスチック製のものや金属製のものがあるので、これも画面の耐久性など端末のクセを見極めて使い分けます。

 

スマホの修理工具はもっとたくさんあります!

今回はもっとも使う修理道具たちをご紹介しました。しかし修理内容や機種によって、使う道具は本当に様々です。
たくさんの道具とたくさんの知識を使ってスマホを修理していきます。
それぞれ使い方も独特なので、なかなか使いこなすには時間と経験が必要です。

もちろん自分でこれらの道具を揃えて修理をしてみたり、スマホ修理キットとして工具やパーツがセットになっているものを買って修理してみるのもいいですが、「自分で修理するのは心配だなあ…」という方は是非スマホステーション吉祥寺店までご相談下さい。

郵送修理も行っておりますので、遠方にお住まいの方でも修理が可能です。

Android端末からiPhoneまでさまざまな機種を受け付けておりますので、他店で断られたスマホでも対応可能です。
店舗は吉祥寺駅から徒歩5分の商業ビル・コピス吉祥寺A館地下1階、カプリチョーザやポムの樹などの飲食店が並ぶフロアの一角にあります。
中央線や京王線の利用者なら学校帰りや仕事帰りに気軽に立ち寄れますし、プラザカプコンやロフトが近くにあるので遊びや買い物ついでの来店も大歓迎!
店舗に直接いけないという場合でも郵送による修理対応が可能ですので、いつでもご連絡ください!

営業時間10:00~21:00まで年中無休で受け付け中

iPhone修理のスマホステーション吉祥寺店