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iPhoneで稀に起こる奇病「圏外病」とは

iPhoneを使っていたら、ある日突然、電波の表示が「圏外」になった!

そういった不具合は、「圏外病」と呼ばれています。

突然スマホが電話としての機能を果たさなくなるこの症状、非常に困ったものです。

今回は、そんな圏外病の原因や対処法についてご紹介致します。

 

奇病「圏外病」

具体的にどのような症状なのかというと、名前の通り「圏外」になります。

通常、4G・5Gなどと表示される箇所にある日突然「圏外」「読み込み中」「検索中」などと表示され、電波を拾えなくなります。

そのため、Wifiなどに繋がない限りはインターネットに接続することも出来ない状態になります。

また、SIMが読み込めていないということもあり、電話番号も一時的に使えなくなることもあります。

 

原因は1つではない?

実際に復旧作業をしてみるまで、要因がはっきりしないのも圏外病の厄介なところ。

復旧作業をしてみても、結局原因が不明のままという事もあるほど、複雑な不具合なのです。

ですが、ある程度は原因の推測はできますので、その点についていくつかご紹介します。

 

CASE1:接触不良

これは、SIMカードの接触不良で「圏外」や「読み込み中」の表記になっているケースです。

したがって、この場合はSIMカードを一度取り出し、挿し直すことで改善される可能性が高いです。

これで改善するのが一番ですが、実際にはこれで直った例は少なめです。

 

CASE2:システムのバグ

次に考えられるのが、システム面で何らかのバグが起こっており、SIMが認識されないと言ったケース。

この場合、本体の再起動を行うのがよいでしょう。

再起動によって、一旦すべてのプログラム(システム)を終了させるので、バグであればこれで直る可能性が高いです。

 

CASE3:SIMカードの故障

物理的にSIMカードが破損しているという事も、可能性としてはあります。

破損と言っても、真っ二つに割れてしまっているという様な派手な壊れ方だけではありません。

金色の端子部分が傷ついてしまったなどの些細な破損でも、こういった症状が起こることはあります。

こういった場合には、キャリアショップでSIMカードの再発行を行うのが一番早いでしょう。

約3000円ほど費用が掛かることもありますので、その点は注意が必要です。

 

CASE4:アップデートによる不具合

iOSを最新のものにアップデートした際に、このような不具合が起こることもあります。

大抵は少しして修正版のアップデートが配信され、これをインストールすることで改善するケースが多いです。

また、SIMカードにも「キャリアアップデート」と呼ばれるアップデートは存在しており、これが出来ていないがために「圏外」表記となることも稀にあるようです。

 

CASE5:SIMスロットの故障

SIMカードを認識する本体側の受け皿である、「SIMスロット」の物理的な故障も原因として考えらえます。

経年劣化による自然故障や、落下による破損など、様々な原因が考えられますが、いずれにしてもスロット自体の交換が必要になるでしょう。

しかしこのパーツ、基板にはんだ付けされているパーツであることが多いため、交換難易度とリスクが非常に高い作業となっています。

 

CASE6:その他ハードウェア・ソフトウェアの故障

ここまで5つほど可能性を提示しましたが、これら全ての対処法を試してもダメだった場合は、ハード面・ソフト面の重篤な不具合であることが推測されます。

基板の不具合である可能性もありますが、ソフトウェア面の不具合の場合は、まず町の修理店では対応できないと思います。

Appleショップに持ち込んで修理を依頼するのが、確実だと思われます。

(Appleショップの場合、復旧不可で本体交換などになるケースもあります。その場合はデータは消えてしまうのでご注意ください。)

 

修理金額や時間について

先述の通り、機種によってSIMトレイが独立しているかは異なる為、料金も時間もそれぞれ異なります。

当店では、電話やメールでのお問い合わせを受け付けておりますので、詳細を知りたい方は一度お問い合わせください!

iPhone修理のスマホステーション吉祥寺店