BlackBerry KEY2のバッテリーが膨張・・・交換後にもトラブルが/データそのままで修理
BlackBerry という端末をご存じでしょうか?
もともとはBlackBerryOSという独自のOSを有し、日本ではそこまで人気があった時代はありませんが、iPhoneやAndroid端末がグイグイ来る前にアメリカでは人気だったみたいです。日本でもコアなファンは獲得しています。
今ではOSもAndroidOSになり、最新のものでBlackBerry KEY2が2018年発売のものです。
今後5G端末が出るという噂です。
とにかくかっこいいいBlackberry Key2
このBlackBerryのシリーズの特徴は「物理キーボード」です。
ガラケーのような数字のボタンではなく、パソコンのようなキーボードです。
使用感は、もしかしたら今の全面画面のスマホに慣れていたら使いにくいかもしれませんが、とにかく
「かっこいい」んです。
使いにくさとかはもう気にする必要はありません。
独自のスタイルを貫くこの端末をただ所持するだけでもかなり満足感はあると思います。(笑)
Blackberry Key2の修理
そんな、ただ私があこがれているBlackBerry KEY2ですが修理のご依頼を頂きました。
バッテリーの膨張です。起動もできません。
スリムなフォルムを台無しにするバッテリー膨張です。
背面パネルがガバッと開いてます。
バッテリーの膨張は、そのままでも使えたりすることも多いのですが、その膨らんだ状態のリチウムイオンバッテリーを持ち歩くのがとても危険です。バッテリーが膨張した場合は早めに修理店にご相談ください。
BlackBerry の場合はほとんどの店舗で在庫していないと思われるので、まずパーツを先に手配します。
パーツが届けば修理は即日です。
これだけ浮いていれば背面パネルはすぐに外れます。
ほとんどのスマホに使われているリチウムイオンバッテリーは、傷つけたりすると発火します。
なのでここからは細心の注意を払いバッテリーを取り外します。
Blackberry Key2の修理完了?
バッテリーを交換して無事に起動しました。動作確認も終わり、しばらく充電していたところ・・・「おや?電源入ってないぞ?」いつの間にか電源が落ちていました。
嫌な予感がし、起動をかけてみると、ブラックベリーのロゴまではいくもののそこから立ち上がりません。まさかの「ロゴループ」です。もしかすると、基板にダメージがあり、バッテリーにかかる負荷がおおきくバッテリー膨張につながっているのかもしれません。
疑わしいのは「ハンダクラック」です。これは必殺技の名前ではありません。メイン基板のハンダが経年劣化などでクラックが入ってしまう症状です。
そこで、メイン基板を高温で加熱。すると無事に起動することが出来ました。無事に直った姿を見るとやっぱり素敵なBlackberry Key2です。
とても素敵な端末なので一度調べてみてください。