あなたのiPhoneは「4K」で撮影できていますか?
カメラの性能がスマホに求められ着目されるようになりました。
最近のiPhone13シリーズやPixel6シリーズもカメラの性能が話題になっていましたね。
動画は4Kが主流の時代です。
iPhoneは12メガピクセルのカメラを搭載したiPhone6s以降の端末で4K動画の撮影が可能です。
iPhoneの新機種に触れて「やっぱりきれいだなー」なんて思う事もあるかもしれませんが、そのiPhoneの動画は4Kの設定になっていますか?もしかしたらまだまだ本気じゃないかもしれません。
デフォルトの設定は4Kじゃない
これは盲点でした。私も我が子の運動会を撮影してじっくり動画をみていて思いました。
ちゃんと綺麗に撮影はできているんですが、よく見ると思っているよりも粗かったんです。iPhoneのカメラがこの程度のわけがない。
「もしかしたら容量節約する設定なのでは?」
設定を確認してみたら大正解でした。
デフォルトは、「1080p HD/30fps」やや節約に設定されています。
やさしさで節約設定になっているのかもしれませんが、私にはとても残念な出来事でした。泣
設定方法
簡単です。
その1
設定を開きます。
設定→カメラ
カメラ→ビデオ撮影
ビデオ撮影→4Kのものを選ぶ
4K/24 fps
4K/30 fps
4K/60 fps
この中でも60 fpsが一番容量を使いますが、高解像度で動きがとても滑らかです。
fpsというのは1秒間のコマ数を表しますので、この値が大きいほど画面はヌルヌルと滑らかに動きます。
その2
iOS14以降、iPhoneXs/XR以降ではカメラアプリのビデオモードの右上にも表示が出るのでそこから設定変更が可能です。
↑右上の「HD」と「30」をそれぞれタップ
↑タップすると「4K」、「60」に切り替わります。
恥ずかしながら、私は全く気が付いていなかったので、もう何年も4Kではない動画を撮影していました。
ただ、やはり「4K/60 fps」は容量をすごく消費します。
デフォルトの「1080p HD/30 fps」の1分間のおよそのビデオサイズが130MBなのに対して、「4K/60 fps」は400MBと3倍以上です。
何でもかんでも「4K高画質で!」だと限りある容量がすぐにいっぱいになってしまうのでシーンで使い分けるのが良いかもしれませんね。