スマホのバッテリーが膨らむとどうなるのか？危険度を解説
スマートフォンにはバッテリー（電池）が内蔵されてます。このバッテリーは劣化をしてくると膨らんでくることがあります。
そこでこのバッテリーが膨らんでしまうと何が起こるのか注意点とともにご紹介します。
スマホのバッテリーが膨らむわけ
バッテリーが膨らむといってもほとんどの方はピンとこないと思います。
バッテリーが膨らんでしまった経験がある方ならわかりますが膨らんだ状態を見たことが無い方はどのようになっているのかわからないと思います。
まずバッテリーが膨らむと端末としてはこのような状態になります。
バッテリーが膨らむと上の写真のように本体に隙間ができます。機種によって隙間のでき方は異なりますがバッテリーが膨らむと背面や画面が浮いてきてしまいます。
今ご自身のスマートフォンが同じようになっていませんか？ケースを付けている方は外して見てみてください。
ではなぜバッテリーが膨らんでしまうのかですが、バッテリーは使用をしているとどんどんと劣化をしてきてしまいます。
これは普通の乾電池と同様です。バッテリーが劣化をしてきてしまうと最初のころと比べると電池の性能がわるくなります。
悪くなるにつれてちゃんと充電をしてもなかなか電池をためておくことができなくなります。
その状態を繰り返していくうちにどんどんとバッテリーに負荷がかかってきてしまいバッテリー内部でガスが発生してきます。特に充電しながら～などで本体が高温になっている際などは要注意です。
この発生したガスが溜まっていくことでバッテリーが膨らんできてしまうのです。過度に圧力をかけたり衝撃を与えてしまうと発火・発煙の恐れがあります。そうなると本体基板も危険にさらされる事に
なりますのでデータがなくなってしまったり、起動不可となる事もあります。
もしもスマホのバッテリーが膨らんでしまったら
もしも本体に隙間ができてしまったときはバッテリーが膨らんでいるかもと思ってください。
このとき隙間が少しだからと言って無理やり接着剤などで背面を閉じることなどはやめてください。
一度発生したガスは抜くことができません。
正確には穴を開けることで抜くことはできますがバッテリーは危ない為、先に説明した発火・発煙などをしてしまう可能性があります。
なので隙間がありバッテリーが膨らんでいることがわかっていても穴を開けたり無理やり本体を閉じることをしないようにしてください。
隙間を発見した時にはまずは端末の不具合に備えてデータのバックアップを先にしておきましょう。
バッテリーが膨らむと本体にも何らかの影響が出てくることがあります。
状態が悪いと電源が入らなくなるなどもあるので早めにバックアップを取るようにしてください。
データのバックアップができたら端末を買ったお店もしくは修理を行っているところへ相談をしてください。
スマホのバッテリーが膨張したらプロに相談
メーカー修理ではデータは消してからの対応が多いですが当店ではデータそのままで作業を行います。
修理をしたいけどデータが消えるのが困る方、バックアップするのがめんどくさい方にとってはそのままで作業を行いますので交換後も以前と同じ状態で使えるようになります。
本体に隙間ができてしまっている場合はバッテリーが膨らんでいるかもと思っていただき早めにご相談をしていただくのが一番です。
くれぐれも自分で端末を分解してバッテリーを取り外してみたり膨らんでいるバッテリーに穴を開けるなどの行為はやめて頂くようにしてください。
バッテリーの寿命は約2年と言われております。
最近バッテリーの減りが早いなと感じてきたら交換のタイミングかもしれませんのでお気軽にご相談ください！
