AQUOS R2のバッテリー膨張交換とその危険性
今回はAQUOS R2のバッテリー交換を行いました。
今回の依頼内容は、背面が浮いてしまったとお持ちいただきました。
このような症状は非常に多いです。
原因の多くはバッテリーが膨張して背面のカバー、またはパネルを押し上げてしまい本体との間に隙間が生まれてしまうのです。
今回の場合ほぼ開封されてしまっているのですがスマートフォンの修理となるとものにいよってはドライヤーなどで粘着部分を温め丁寧に開いていきます。
バッテリーを確認したら、やはり大きく膨張していました。
中の基板とバッテリーを繋ぐコネクターを慎重に取り外します。
次に本体と粘着シートで固定されているバッテリーを外し、その際バッテリーに傷や穴を開けないように慎重に行います。
新しいバッテリーの取り付けは上記と逆のことをします。
作業が終わり背面パネルで封をすると綺麗に納めることができました!
この症状には大きな危険性があります。
多くのスマートフォンで使われているバッテリーはデリケートなものが多く異常発熱やスパークによる発火のすることがあります。
さらにバッテリー膨張の原因はガスが内部に充満することです。
ガスは大いなる可燃性を持つので、膨張したバッテリーのままのスマートフォンを使うと最悪の場合、爆発する可能性もあり、大変危険です。
他にも本体の物理破損も考えられます。
スクリーンパネルが曲がってしまい操作が効かなくなってしまったり、フレームが変形で基板がまで歪んでしまう可能性もあります。
ですので、お持ちのスマートフォンに異変を感じた際はなんなりと一度スマホステーションにお尋ねください!