【速報】iPhoneシリーズが画面硬直・強制終了する不具合
※この記事は2022年1月26日に執筆されました。閲覧される時期によっては、システムアップデートなどで不具合が改善されている可能性があります。
最近、「画面が固まってから、勝手に再起動する」というiPhoneの不具合について、修理相談が増えています。
このような症状で修理を行った場合、今までは画面交換で改善するケースがほとんどでした。
しかし、最近はその比率が下がってきています。
しかも、iPhoneシリーズの中でも比較的新しい部類であるiPhone X以降の機種では特に多い…
修理依頼がこれから増えてくる機種に、このような奇妙な不具合がでるのは、正直困った事態です。
症状について
こちらの症状でご相談いただいたものは、共通して以下の挙動を繰り返していました。
1.起動してからしばらくは使用できる
2.使用中、突然画面が固まるor暗転して動かなくなる
(その間、ホームボタンやマナーボタンの反応はある)
3. 2の症状からしばらくすると、勝手に再起動する。
また、発症までの時間については個体差があり、しかしいずれもOSのアップデートなどを試すことができるほどの長時間は起動し続けた例はありませんでした。
当店での対応と結果
結論から申し上げますと、残念ながら改善させることができずに、そのままご返却せざるを得ない例が多数派です。
実施及び実施を検討したことは以下のとおりです。
・本体ストレージ(ROM)の容量不足の確認と削減
→効果なし。空き容量が全体の半分以上残ってても発症していたものもある。
・画面交換
→同症状では改善例なし。
・バッテリー交換
→同症状では改善例なし。
・システムアップデート
→アップデート中にフリーズするリスクが高く、その場合に復旧困難になる可能性が高いため、未実施
・初期化
→データ保護が第一の方が大多数であったため、未実施
予防策
現状では情報が少ないこともあり、特に予防策としてもできることはございません。
OS(システム)関連の不具合の場合は、修正パッチなどがApple社より公開されると思いますので、それを待つばかりです。
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