Google Pixel 6a 水没してしまった際の対処法 サビる前に水没修理をオススメ
Pixel 6aはもともと防水性能のある端末ですが、水に濡らした後しばらくしたら起動できなくなったようです。
今はかなり多くのスマホに防水性能が備わっておりますが、水没修理のご依頼は年中頂いております。
そして特に夏になるととてもご依頼が増えてきます。
GooglePixelが濡れてしまった際の対処方
参考ページ:Google Pixel の水濡れを防ぐ (Googleサイトにジャンプします)
上記サイトでも記載されていますが、防水性能はありますが「水濡れを防ぐ」は前提との事。
- スマートフォンを水中に沈めない
- スマートフォンを洗面所、浴室、シャワー、サウナなどに持ち込まない
- スマートフォンを水泳プールや水域にもちこまない
その他濡れてしまった場合は素早く水から引き上げ→電源オフ→やわらかい布で水分ふき取り→平らな場所で完全に乾かす という様な説明がされています。他のスマホ同様の対処方ですね。
※無理に高温になるドライヤーで乾かさずに、常温・室温で乾かすのが良い(扇風機やサーキュレータをあてるのは〇)
スマホの防水の性能について
おそらく、新品のときはそれなりに高い防水性能なのだと思います。
スマホはほとんどの人が毎日持ち歩きますが、ポケットなどの環境は熱もこもっており湿度も高くスマホには厳しい環境です。
スマホの防水性能の一番大きい部分は防水性のある粘着テープなのですが、熱には少し弱いので使っているうちに劣化してしまっている可能性が高いです。
なので、スマホの防水性能をできるだけキープするにはそれなりに持ち歩き方も気をつけなければいけません。
ただ、よく使うから持ち歩くわけなので、多くの人にとってとても難しいことです。
なので、「完全防水性能があると思わない」のが一番安全です。
スマホトラブルの中で水没は最悪
故障の中でいちばん厄介なのが水没です。
水没してしまうとメイン基板に直接ダメージが残ってしまう可能性が高いので、一時的に復旧してもすぐにダメになる可能性もありますし、そもそも復旧出来ないかもしれません。精密機械に対して水は天敵です。
当店では分解してメイン基板を取り出し洗浄、しっかり乾燥させます。
これで組み立てて復旧できれば一番いいですが、だめな場合はパーツの交換を試します。
パーツがない場合は直ぐにできるのはここまでになります。
今回ご依頼頂いたPixel6aはパーツが無いので基板洗浄だけでどうかというところでしたが、無事復旧出来ました。
やはり、メイン基板も何箇所か腐食が見られ、若干ショートした形跡もありましたが、洗浄で無事復旧できました。
スマホが濡れてから当店にもって来られるまでの時間が復旧の鍵
GooglePixelに限らずスマホは濡れてしまって放置すると内部がサビて致命的な故障となります。濡れてしまってから3日であってもサビが進行している季節もあります。
オススメなのは濡れてしまった当日~もしくは翌日にはお持ちいただければ復旧率が高まります。
お店の営業時間外での水没の場合は「素早く水から引き上げ→電源オフ→やわらかい布で水分ふき取り→平らな場所で乾かす」この方法で安静にして翌日ご相談ください。
他店で取り扱っていないアンドロイド端末の修理もスマホステーションでは承ります。
お気軽にご相談下さい。