スマートフォンを使うにおいても一番の故障で避けられないのがバッテリー劣化による故障トラブルです。
大半は「バッテリーの減りが早くなってしまった」とのことでご依頼をいただきますが、
中にはそれ以外のトラブルでのご相談もあったりします。
なので今回はバッテリー関連のトラブルについてご案内いたします。
バッテリーの不具合ってどんな症状なの?
バッテリーの不具合で、なおかつ目に見えてわかるものと言えば上述したように「バッテリーの急速な減少」。
これはどのスマートフォンにも言える事ですが、バッテリー単体の寿命はおおよそ「1年半~2年前後」と言われています。俗にいう「経年劣化」というやつです。
特にバッテリーに関しては電子機器といえど「消耗品」扱いになりますので、どのパーツよりも真っ先に不具合が起こりやすくなる傾向がございます。
また、パーツ要因以外でもバッテリーの減りが早くなってしまうのが、「アプリ使用履歴の消し忘れ(キャッシュクリア)」「普段使わない機能・設定がオンのままである」なども挙げられます。
アプリ使用履歴の消し忘れと言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、起動したアプリは1つ1つ履歴を削除しないとアプリによっては使用していなくても目に見えないところで自動的に動作しているものもあるため、電力消費が上がってしまうといった具合です。
この履歴の削除方法ですがお使いの端末によって異なります。
1,ホームボタンが搭載されているiPhoneの場合だと、ホームボタンを連続2回で押すと使用しているアプリ履歴が表示されますのでキャッシュクリアするアプリを指で上へなぞる。
2,ホームボタンが搭載されていないiPhoneの場合(例:iPhoneX、iPhone11など)、画面下のふちの部分から指を画面上のふちの部分までなぞる。そうすると使用履歴が表示されるので上記と同じ方法で削除。
3,Android(アンドロイド)端末の場合、画面右下の「□(四角形)」マークを押すと使用アプリの履歴が表示されるので、キャッシュクリアするアプリを指で左へなぞる。
キャッシュクリアの方法については以上になります。これをするだけでも多少なりきバッテリーの持ち具合は変わりますので是非ともご確認ください。
また、普段使用していない設定でおおよそメジャーなものを挙げるとするなら「bluetooth(ブルートゥース)がオンになっている」「普段地図アプリを使用しないのに位置情報サービスがオンになっている」などです。
これらに関しても基本的には使われないのであれば、オフにすることを推奨いたします。
そして充電の減りが早い以外にも、「バッテリーのパーセンテージの表示がおかしい」「充電ケーブルを挿しても充電が溜まらない」といった症状から「メーカーのロゴが出てきて延々とループする」「特定のパーセンテージを下回ると一気に電源が落ちる」などといった症状までございますので修理はお早めにといったところです。
また、これらの状態を放置してしまうとバッテリーが膨張してしまい、最悪の場合、発火して火災を招く恐れもございますので十分にご注意ください。
ここまでバッテリー関連の不具合についてご案内いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
こうして見てみると案外ご自身でも対策できそうなことがいくつかあることにお気づきになられたのではないでしょうか?
上記でアプリ履歴の削除や不要な機能の停止についても上述しておりますが、他にも「充電しながらのスマホ使用をしない」「充電する際は電源をオフにしておく」などもバッテリーを延命させるのに有効的とされています。
こういうので対策していただいても、やはり消耗品に変わりはないので寿命は必ずきてしまいます…。そうすれば色々と不具合も出てきますし、画像で挙げたようにバッテリーが膨らむこともあります。
ですがそのようになってしまったとしても、当日最短20分前後からで交換作業を承ることも可能でございますのでお困りでございましたら気兼ねなくお問合せ下さい。
*あくまでこの20分はiPhoneシリーズの場合です。端末によっては時間がかかったり、別途パーツの取り寄せが必要になる可能性がございますのでこちらに関しても事前にお問合せください*