スマホを家族でお使いのみなさんは、お子さんにスマホをそのまま貸したりゲームをさせたりしていませんか?
うっかり大人向けの動画やアプリを見せてしまって焦ったことはありませんか??皆さんのスマホ・ケータイの安全対策は十分できていますか?
ケータイ・スマホに潜む問題と危険
身近なスマホではありますが、身近であるがための危険が多く存在しています。
例えば、以下のようなものがあげられます。
・お子さんのゲーム利用に使用していて、知らぬうちに課金されており高額請求が来た
・誤って怪しいアプリをダウンロードしたことで、電話帳の情報や決済情報など情報を抜き取られた
・危険なサイトや詐欺サイトに知らぬうちアクセスしていた
など、この他にも便利な反面、リスクを理解し正しく利用することが求められます。
トラブルを防止する3つのポイント
子どもにスマートフォンを持たせる目的を明確に
子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせるときは、必ず「何のために必要なのか」「どのように使うのか」を話し合うことが大切です。
・利用目的を決める
「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」「学習のための調べ物」といった利用目的を、あらかじめ子どもと話し合って決めておきましょう。
・危険性を理解させる
子ども自身に「携帯電話やスマートフォンを持つ必要性と責任」を自覚させるために、インターネットの特徴や有害情報などの危険性、個人情報を守る必要性などを説明し、本人に危機意識を持たせるようにしましょう。
・知識を身に付けさせる
最初のうちは、子どもの携帯電話などの利用を保護者が見守りながら、子どもがインターネットを利用する際のマナーや安全に利用するための知識を身に付けられるようにしましょう。
親子で話し合って、家庭のルール作りを
子どもが、携帯電話やスマートフォンで上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールをつくりましょう。ルール作りは保護者の一方的な押しつけではなく、子どもと一緒になってルール作りの必要性から、利用目的や利用場所・時間帯を話し合って決めることが大事です。
子どものスマホ使用ルールの具体例
- 困ったときにはすぐに相談する
- 利用する時間を決める
- 利用する場所を決める
- 暗証番号は親が管理する
- サイトに登録する場合は事前に親に相談する
- お金がかかる場合は事前に相談する
- 名前や顔写真、学校名などは書き込まない
- 知らない人のメールに返信しない
- 他人の悪口を書き込まない
- 月に1度、利用状況を保護者と確認する
- ルールを破ったら、一時利用禁止とする
無線LAN接続・アプリ起動にも有効なフィルタリングを活用する
スマホは、3G回線やLTEなどの携帯電話会社の提供する回線に加えて、無線LAN経由でもインターネットに接続できます。またWebブラウザだけではなく、アプリを起動することでインターネットに接続することができます。そのためスマホには、無線LAN接続時・アプリ起動時にも有効となるフィルタリングサービスの導入が不可欠です。
スマホを子どもに使わせる場合は、携帯電話会社やフィルタリングソフト事業者などが提供するフィルタリングアプリや機能制限アプリ(※)をあらかじめインストールしておきましょう。これらのサービスは、子どもの学齢に応じたレベル設定や、カテゴリー別の閲覧可否の選択が可能です。携帯電話会社が無料で提供しているサービスもありますので、安心安全なスマホの設定について、販売店に相談することをお奨めします。
各キャリアで有害サイトのブロックサービスを提供中
各キャリアとも利用料金は無料です。
NTT docomo アクセス安心サービス
au 安心アクセス
SoftBank ウェブ安心サービス
iPhoneのフィルタリング設定方法
くわしくはこちらの記事も参考にしてください。↓
iPhoneを子どもに渡す前に!有害アダルトサイトをブロックする簡単な設定方法
このような設定をしておくと年齢制限のあるアプリをダウンロードする事もできなくなるので便利です。
これでも有害なサイトやアプリから完全に守る事ができる訳ではありませんが…ある程度は防ぐことができます。
是非検討してみてください。