【スマホは水に弱い】防水と防滴について

スマホは私たちの生活に最も馴染んでいる精密機器です。

生活の至るところで使っているので、「精密機器」であるという認識は年々薄れてきているのではないでしょうか。

 

そんな機械の天敵となるのが、水分です。

最近のスマホには「防水」「防滴」といった機能が付いている物もありますが、水没事故は絶えません。

その一因として、防水・防滴という性能に関して、正しい理解がされていないという事があります。

 

今回は、スマホにおける「防滴・防水性能」について、簡単にご説明いたします。

 

スマホはなぜ水没するの?

傍から見れば隙間が無いように見えるスマホでも、実は若干隙間はあるものです。

そこから液体が侵入する事は実際にあり得る事ですし、湿度が高いところで使用した場合は、空気中の水分が本体に侵入、水没に繋がる事もあります。

 

また、一般的に「水没で動かなくなった」と言われた場合、侵入した水分を介して、通常なら電気が通ってはいけない箇所に電流が流れた事が原因であることが多いのです。

修理店で「基板がショートした」と言われた場合も、このような状況であった可能性が高いですね。

 

スマホの防滴

一部のスマホには、「防滴性能」がある事があります。

これは、「多少水がついても大丈夫」というだけのもので、「機器の隙間や充電コネクタの穴などから水分が侵入→水没」となってしまう可能性は全然あります。

ですが、防滴性能を持たないスマホと比較すると、若干ですが水分には強いといえます。

 

スマホの防水

このワードを聞いて、「水分を完全に防いでくれるスマホ」だと思った方は、少し危険です。

スマホにおける防水は、「水の中に入れても大丈夫」という意味ではありますが、それは限定的なシチュエーションに限った話です。

常温の水道水に一定時間だけつけるという試験に合格した機器は、IPX7という防水性能を持っているとされます。

 

注目していただきたいのが、防水の対象が「常温の水道水」というところ。

水没修理にお持込みいただくお客様で多いのは、風呂や海・川など、試験時の水質や不純物の程度とは明らかに異なるところばかり。

これが、防水スマホでも水没故障を起こす理由の一つでもあります

 

防滴・防水を過信してはいけない

ここまでのご説明でご理解いただけたと思いますが、防滴・防水は完全に水に耐性があるわけではありません

通常の電子機器よりもちょっと水分の影響を受けにくいというだけなので、風呂で使用したり、海に持って入ったりは絶対にしない方が良いです。

 

もしも、既に水没させてしまった方がいましたら、絶対に電源を付けたり、充電したりしないでください!

基板がショートし、取り返しがつかない事になるケースが非常に多いです。

水没処理はスマホステーション吉祥寺店で、3時間程度で行えますので、焦って操作したり、放置しないことをお勧めします。