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PS4の青ランプが一瞬ついて動かなくなる症状 BLODとは?(CHU-1000)

PS4をプレイしようと電源を付けると、青ランプが一瞬ついて動かなくなった。

その後、電源を入れ直しても全く改善しない…さあどうしよう。

そんな症状が出たら、それは BLOD という症状かもしれません。

先日、ちょうど同症状の端末をお持込みいただいたので、今回はPS4のBLOD修理のご紹介を致します!

 

PS4のBLODとは

 

PS4に起きる不具合の名称で、PS4の起動時、青いランプが一瞬つくだけで起動が出来なくなるという症状を指します。

 

原因箇所は様々あるといわれていますが、、一説によるとハンダが浮いてしまう「ハンダクラック」が原因であると言われています。

また、電源ユニットの故障が原因であるという例もあるため、様々な箇所を調査しなければならない、厄介な症状です。

ちなみに名称は、「Blue Light Of Death(死の青い光=青い光とともに電源が落ちる様子)」の頭文字をとったもの。

名称だけ見れば、厨二心を擽り魅力的ですが、、症状が凶悪ですね。

 

PS4の動作確認

 

今回も例に漏れず、事前に動作確認はしっかりと行いました。青いランプが光ったと思ったら、電源が落ちる」という症状が確認できたので、この時点でBLODらしいと推測できました。

 

調査段階

内部の様子を細かく確認していきます。蓋を開けると大量の埃が溜まっていた為、エアダスターやブラシで綺麗にしながらの点検となりました。

「実はホコリが溜まっていたのが原因なのではないか」と一抹の希望を抱え、動作チェックをしてみましたが、、…ダメでした。最初と同様、青ランプが2秒ほど点灯し、消えました。

次に点検を行った箇所は「電源ユニット」BLOD発症の原因箇所の一つとして挙がっていた部位ですね。

コードを切らないように慎重に部品を取り外し、基板を見てみると、、故障箇所発見!電源ユニットの基板の一部が焦げたようになっていました。

こうなれば、電源ユニット自体の交換を試す他にないため、早速部品を発注。。

 

PS4の電源ユニットの交換修理

部品が到着し、すぐに修理作業に入ります。

電源ユニットを取り外し、正常なパーツに換装していきます。交換後、早速起動すると…

正常に起動ができました!

が、写真は撮り忘れました…やってしまった。

 

さて、結局この端末の原因箇所は電源ユニットでした。今回は基板に焦げがあったのでわかりやすかったですが、目立った故障の痕跡が無い場合は、かなり故障箇所の特定が難しい症状だと思います。

電源ユニットは、丸々交換しても本体データに影響を与える事はありませんでした。データもそのままの状態で、特に目立った不具合も起きずにご返却でき、作業者としてもかなり嬉しい結果となりました。

今回はBLOD症状の中でもまだ希望があるケースとなります。起動してセーブデータなどを抜き出しできる状態に今回は出来ましたのでバックアップ

 

費用や期間

今回の修理は、店頭在庫が無かったため、2週間ほど入荷にお時間が掛かってしまいました。

修理料金は部品代+作業費11,900円+税 でした。

部品の入荷金額によっては修理料金も変動しますが、部品をお持ち込みいただける場合は作業費のみいただいてご対応する事も可能です。

基本的に在庫が無い部品になるため、修理をご希望の方はまずご相談いただけると幸いです。

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