iOS10では、メッセージアプリに多くの機能が追加されるなど、様々な新機能が追加されました。
とても使いやすくなった一方で、iOS10にアップデートしたiPhoneユーザーからバッテリーの不具合が報告されています。
そこで今回の記事では、iPhoneアップデート後のバッテリーの不具合について、またその対策方法についてご紹介します。
iPhoneアップデート後のバッテリーの不具合とは
「iOS10にアップデートしたのはいいけど、電池の消費が早い!」
「残り30%だったのに、スグに電池が0%になった…」
iOS10にアップデートした一部のiPhoneユーザーから、以上のような声があがっています。
このようにバッテリー残量が急激に減少する減少は「バッテリードレイン問題」と言われており、SNSなどの報告によると、iPhone6sだけでなく、iPhone5からiPhone7/Plusで発生しています。
iPhoneアップデート後のバッテリーの不具合原因とは
アップデートしてからiPhoneの電池の消費が早くなってしまい、戸惑うユーザーは多いと思われます。
しかし、慌ててはいけません。
実は、最新のiOSにアップデートした直後のiPhone内では、インデックスの処理(iPhone内のデータを整理すること)やキャッシュの再作成(一度アクセスしたデータを一時的に保管することで、次回のアクセスを早くすること)など、様々な処理が行われています。
アップデート直後のiPhoneの電池の消費が早くなるのは、これが原因です。アップデート後の数日間は、「iPhoneは今頑張っているんだ。」と様子を見てみてはいかがでしょうか?
iPhoneアップデート後のバッテリーの不具合対策
アップデートしてから数日経った後でも、バッテリーの不具合が残っている場合は以下の3つの方法を試してみてください。
①電池の消費量の多いアプリの使用を避ける
「設定」>「バッテリー」で「バッテリーの使用状況」が表示されます。
もし、1つのアプリで電池の多くを消費を使用しているのであれば、一時的にそのアプリの使用を避けてみましょう。
②低電力モードへ変更する
「設定」>「バッテリー」で「低電力モード」をオンにしてみましょう。
このモードをオンにすると、iPhoneの一部の機能が使用できなくなりますが、電池の消費を大幅に減らすことができます。
③「iCloudキーチェーン」を無効にする
「設定」>「Apple ID」>「iCloud」で「キーチェーン」をオフに設定しましょう。
この機能は通信機能を常時使用しているので、キーチェーンをオフにすることで、皆さんが実際にiPhoneを使っていない時間の電池の消費を減らすことができます。
またAppleはiPhone6sについてのみ、特別な修理プログラムを立ち上げています。
iPhone6sをお持ちの方で、以上の3つの方法を試しても改善が見られない場合は下記を参照してみてください。