【IP68】iPhoneは水没しても普通に使えるの?修理に出す判断基準とは

iPhoneをうっかり水没させてしまうと慌ててしまいますが、水没させても異常がなく使えることがあります。しかし、そのままiPhoneを使い続けるのは危険です。早めに修理を依頼しましょう。 今回は水没したiPhoneを使い続けるリスクを解説しながら、iPhoneを修理に出すポイントを紹介していきます。

まずはiPhoneが水没しているか確認

iPhoneが多少濡れているだけでは、中身まで完全に水没しているとは限りません。iPhoneが本当に水没しているか判断するには、iPhoneの状態を確認します。

iPhoneが水没した場合に生じる現象として、次の3つがあげられます。

「液体侵入インジケータ(LCI)」が赤い

iPhoneには、水没を視覚的に教えてくれる「液体侵入インジケータ(LCI)」が搭載されています。SIMスロットの内側に設置されており、水没していない状態では白またはシルバーです。

iPhoneが水没して「液体侵入インジケータ(LCI)」部分に液体が侵入した場合、全体が赤くなります。2006年以降に発売されたiPhoneに搭載されており、水没の有無を分解する必要なく確認できます。

確認するときは、ペンライトなど細かな部分に照射できるライトが必要です。SIMスロットを開けて、奥の「液体侵入インジケータ(LCI)」にライトを当てると色が変わっているか判別できます。

iPhoneの電源が入らない

水に触れてしまった後、iPhoneの電源が入らない場合は内部まで水没している可能性が考えられます。一見すると破損していないように見えても、中の基板に水分が入ってショートすれば、iPhone本体の電源が入らなくなります。

電源が入った場合でも、ホーム画面に問題なく切り替わるか確認しましょう。Appleのロゴが表示された画面のままフリーズして、操作できなくなることもあります。

iPhoneのサウンドに異変

iPhoneの画面操作に問題がなくても、基板やその他部品に水分が影響を及ぼす場合があります。

たとえば、サウンド機能の劣化です。音にノイズが入ったり曇ったような音になったりしたときは、スピーカーに水分が入り込んでいる可能性が考えられます。画面が操作できる場合でも、スピーカー部分に異常がないか確認しましょう。

水没したiPhoneを修理に出すまでにすべき応急処置!

iPhoneが水没したときは、症状が重症化しないように対処することが重要です。まずは慌てずに、下記応急処置を行ってから修理に出すか検討してください。

電源を落とす

iPhoneを水没させてしまったら、すぐに電源を落とすことが大事です。電源をつけたままにしていると、内部に入り込んだ水分が基板を刺激してショートを引き起こす可能性があります。

水没してしまうと「正常に使えるかどうか確認したい」、「いまからでもデータのバックアップを取りたい」、という気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

しかし、電源を入れたことで深刻なダメージを受け、修理ができなくなるケースも多いです。そのため、すぐに電源を切り、絶対に起動しないでください。もちろん、iPhoneを充電ケーブルに繋ぐのもNGです。

電源を切った後は、タオルなどの吸水性の良い布で、iPhoneの水分をしっかり取り除く必要があります。加えて、イヤホンジャックや充電コネクタ、スピーカー、SIMカードを抜いたトレー内も確認してください。隙間に入り込んだ水もしっかり吸い取りましょう。

また、iPhoneを乾かすためにドライヤーを使うのは厳禁です。精密機器は熱に弱いため、ドライヤーの温風自体が故障の原因になります。

急激な乾燥は金属パーツの腐食を早めるので、乾燥は自然に任せましょう。

海水などで水没したら真水で洗い流す

海水などの真水以外で水没した場合は、iPhoneを洗い流す必要があります。

大事なiPhoneをあえて水で濡らすのは心配になりますが、錆や腐食の進行を防ぐことが最優先です。水没後はすぐに電源を切ります。

この際、内部に入った水を確認しようとiPhoneを振ることはやめましょう。iPhoneを振ることによって、内部の水が広がる可能性があります。そして、基板をショートさせる原因になるため、iPhoneを水で洗ったら、静かにタオルで水分を拭き取りましょう。

iPhoneケースを外して外装を拭く

iPhoneが水没したときは、端末に付着した水分を可能な限り拭き取ることが重要です。外装に付着した水滴を乾いた柔らかい布などで優しく拭き取りましょう。その際、iPhoneケースなどのカバーや、スマホリングなどのアクセサリーは外してから拭いてください。

拭き取った後も、カバーなどは再装着しないことをおすすめします。皮や布など材質によってはカバーそのものに水分が染み込んでおり、iPhoneに水滴が付着する原因となるためです。

SIMカードを抜き取る

外装の拭き取りが終わったら、次はSIMカードスロットの処置を行います。

iPhoneが水没した場合はSIMカードスロット内にも水が侵入していることが多いため、必ず開けて中の状態を確認してください。その際、SIMカードが新たに濡れることがないように、外装の水滴を拭き取ってからSIMカードスロットを開けるのがポイントです。SIMカードは、濡れるとデータ通信や電話などの利用に支障が出るおそれがあります。

iPhone本体やSIMカード自体が乾くまで待つ必要はありません。外装の水分を拭き取ったら、早急に抜いて処置することが大切です。自然乾燥では2~3日かかってしまい、修理に出すまでの間に何らかのトラブルが生じるおそれもあります。

SIMカードは、非常にデリケートです。水分を拭き取るときは、端子部分を傷つけないように優しくポンポンと押さえるように意識しましょう。

速やかに水没修理に出す

本体とSIMカードスロットの水分を拭き取っても、端末内部に水が侵入していたり、拭き残しがあったりする場合が考えられます。表面的には問題なくても、水没修理に出して故障がないか確認してもらうことが大切です。

水没後のiPhoneは、基本的には電源を入れないようにしましょう。電源を入れた瞬間に中の基板がショートして故障してしまうと、修理料金が高くつく原因となります。

水没したiPhoneの修理依頼はどこへする?

水没したiPhoneの修理依頼は、Appleの正規サービス、もしくは街の修理業者へ申し込みます。どちらの方法がご自身に合っているか判断できるように、ここではAppleと街の修理業者それぞれの特徴をご紹介します。

Appleへ修理依頼

Appleの正規サービスを利用するメリットは、タイミングによっては無償対応の保証を利用できることです。

ただし、水没など液体が原因となる故障に関しては保証の対象外となります。液体故障を保証の範囲で修理してもらうためには、あらかじめAppleCare+に加入している必要があります。AppleCare+とは、通常のハードウェア保証や90日間無償サポートに、保証期間延長および範囲拡大を追加できる有料サービスです。

AppleCare+の保証プランを購入していると、液体故障も保証価格で修理依頼できるようになります。たとえばiPhone11の場合、現在は12,900円で修理可能です。仮にAppleCare+未加入で保証対象外となっている場合、iPhone11の修理料金は下記のとおり高額となります。

iPhone11の液体故障を修理依頼(その他の修理扱い)する場合
AppleCare+未加入(無償サポートのみ) 12,900円
AppleCare+加入済 59,400円

※2023年2月時点の料金

上記の価格差に加えて、Appleの修理料金は改定されます。依頼する機種やタイミングによっては、さらに高額の修理料金が発生するため、修理を依頼する前は金額を確認しておきましょう。Apple公式サイト で、機種や症状ごとに見積もり額を確認できます。

高額でもAppleの正規サービスを利用するメリットはあります。修理パーツが純正品のため品質が良いことです。

一方で、修理時にデータが消失するリスクもあげられます。Appleに依頼する場合は事前のデータバックアップが欠かせません。修理に時間がかかる点も、人によってはデメリットに感じるのではないでしょうか。

街の修理業者へ依頼する

街の修理業者は、Appleの正規店以外が運営しているサービスです。iPhoneに限らず、Android端末やタブレット、ゲーム機など、さまざまな電子端末の修理を受け付けています。(対応可能な端末は業者ごとに異なります)

街の修理業者に依頼するメリットは、AppleのAppleCare+に加入していなくても比較的安価で修理できる場合が多いことです。

たとえば、スマホステーションでiPhone11の水没修理を依頼した場合、下記のとおりです。

スマホステーションで修理を依頼した場合
iPhoneの水没修理(iPhone11の場合) 5,478円~

※2023年2月時点の料金

店舗数が多いことも特徴で、直接持ち込んで依頼できるため、修理から手元に返ってくるまでの期間も短くなります。最短即日で修理できる場合があるのも、街の修理業者の魅力です。

スマホステーションでは、水没して電源が入らなくなったiPhoneでも、特殊な洗浄液を使用することにより、電源が入りデータの抜き出しが可能な状態にまで復旧できる可能性があります。大事なデータが消えるリスクが低いため、「データのバックアップをとっていないのに水没した」と悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

また、スマホステーションは保証期間を最大6か月設けている点も特徴のひとつです。

水没したiPhoneを使い続けるのはキケンな理由

iPhoneをうっかり水没させても、普通に使えることがあります。ですが、水没したiPhoneを、そのまま使い続けるのは好ましくありません。この項目では、水没したiPhoneをそのまま使い続けるリスクを紹介していきます。

突然動かなくなる可能性も

iPhoneが水没しても普通に使える理由は、詳しくは判明していません。水に浸かる時間が短くてダメージがなかったのか、それとも水没したときの加減で、たまたま内部に水は入らなかった可能性もあります。

ただし、水没したiPhoneは、突然動かなくなる可能性があります。水没した直後は通常どおり起動でき、普通に使える状態でも、故障していないと考えてはいけません。そのまま使っているうちに電源が突然落ちて、大事なデータが消失する可能性があるからです。

水没したiPhone内部には、少なからず水滴などが浸入している可能性があります。水没後すぐは正常に作動していても、あとから深刻なダメージになることがあるため、早めに対処しましょう。

錆びやショートの原因にも

水没したiPhoneには、内部の錆や腐食、ショートを引き起こすリスクがあるため注意が必要です。

iPhone内部は密封性が高く、iPhone表面の水分が乾いても、内部に水滴が残っている可能性があります。水分による錆はゆっくりと進行し、故障に気が付いたときは、錆びたパーツの交換で費用が高額化するかもしれません。

それどころか、内部の基板が錆びてダメージを受ければ、修理不能の状態になります。また充電した際にショートが起きるリスクもあります。

ちなみに、iPhoneを水没させるような状況には、次のようなものが考えられます。

・入浴中にiPhoneを使っていてお風呂に落としてしまった
・シャワーがかかってしまった
・ポケットにiPhoneを入れていて、トイレで便器に落としてしまった
・雨の中でiPhoneを使って濡らしてしまった
・海やプールに出掛けて、水没させてしまった
・食事中にテーブルの上にiPhoneを置いていて、飲み物や汁物をこぼしてしまった など

このなかでも、とくに危険度が高いのは「海水やプール」、「飲み物」、「料理の調味料」といった、真水以外で濡らしてしまったときです。

これらは内部で水分が乾くと成分がiPhone内部にこびりつき、腐食していきます。そのため、できるだけ早く洗浄処理をしましょう。

iPhoneが水没!?やってはいけないNG行動

大切なiPhoneが水没してしまったとき、慌ててしまうのは仕方ありません。注意すべき点は、慌てるあまり、誤った行動をとってしまうことです。

誤った対策をしてしまうと、iPhone本体が余計に故障してしまうおそれがあります。iPhoneを守るために、水没したときにやってはいけないNG行動をご紹介します。

ドライヤーで乾かす

水分を早く取り除こうとして、ドライヤーなど温風の出るもので乾かしてはいけません。内部の基板はデリケートにできており、ドライヤーの熱を当てると故障の原因となってしまいます。

熱による故障がなくとも、ジュースや海水がかかったiPhoneをドライヤーで乾かそうとすると、水分のみ蒸発して糖分や塩分が焦げてこびりつきます。iPhoneの基板ごと修理する必要があるので、修理代が高くなってしまいます。

充電する

iPhoneが水没した際に、動作確認をするために、充電しようとする行為はNGです。

iPhoneに水滴がついた程度で、特に問題なかったとしても、充電することで水を通して基板に通電すれば、ショートするおそれがあります。iPhone本体が故障することはもちろん、怪我など別のトラブルにも発展します。

iPhoneを振って水分を飛ばそうとする

表面についた水滴を拭うものがない場合も、iPhone本体を振るような行為は避けましょう。水没時は、一見するとわからなくても内部に微細な水滴が侵入している可能性があります。

iPhone本体を振ったときに水が内部で拡散されれば、無事だった部品や基板部分の故障を引き起こしかねません。さらに状況を悪化させてしまうため、水没したiPhoneは余計な振動を加えないように丁寧に取り扱うことが大切です。

冷蔵庫に入れる

熱によるショートを避けるために、冷蔵庫に入れる方もいますが効果的とはいえません。iPhoneなど小さな端末は、温度差によって結露が生じることがあります。冷蔵庫と外気との温度差にさらされれば、iPhone内部で結露が生じて水没が悪化します。

場合によっては、iPhone内部の水分が凍ることも考えられます。

電子レンジで温める

水没して慌ててしまうと、普段では考えられない行動をとってしまうことは珍しくありません。中には、すぐに乾かさなくてはという気持ちが先走り、iPhoneを電子レンジで温める方もいます。

iPhoneは、多くの細かな部品を使用した精密機器です。電子レンジの強力な電磁波をあてると故障します。仮に外装が乾いたとしても内部の状況が悪化し、iPhone本体を交換しなければならない事態となります。

iPhoneの水没を予防するためには?

iPhoneが無事に修理から返ってきても、日常的に使用する中で、ふとした拍子に再度水没させてしまう可能性があります。

同じ水没トラブルにあわないためには、普段からちょっとしたことに気を付けることが大切です。iPhoneを水没させるリスクから守るコツは、次の3つがあげられます。

iPhone防水アイテムを利用する

注意していても、iPhoneを水のあるところに落としてしまうことがあります。水没対策として、iPhone専用の防水アイテムを使用する方法が効果的です。

防水アイテムは、万が一、水の中に落としてもiPhone本体に水滴が侵入しにくいように作られています。ただしアクセサリーによって効果は異なるため、自分に合ったものや優先したい機能を基準に選ぶことが大切です。

iPhone7以降に機種変更する

iPhone本体にも、ある程度の耐水機能が搭載されています。しかし、型番によっては耐水機能がないiPhoneもあります。iPhone6より以前のモデルには標準搭載されていないため、本体の耐水性を上げたい場合は、iPhone7以降を選ぶようにしましょう。

iPhone7以降に搭載されている耐水機能は、水深1mの水に30分間浸しても内部に水が浸入しないレベルです。あくまで想定されたシーンでの水没リスクに対する耐水機能のため、場合によってはカバーできないこともあります。

厳密にいっても「防水」ではなく「耐水」に留まっている点を理解したうえで、iPhoneが水没しないように使用することが大切です。

データのバックアップをとっておく

水没時の最大のトラブルといえば、内部の大切なデータが消失してしまうことではないでしょうか。万が一、水没や故障したときのために、大切なデータは定期的にバックアップをとっておくことをおすすめします。

電源が入らない状態になると、バックアップすらとれなくなります。操作できる状態のうちにバックアップをとり、修理対応となっても大切なデータが残るように対策しましょう。

まとめ

iPhoneを水没させてしまったとき、普段通り使えるからといって油断してはいけません。そのまま放置すると、深刻なダメージになるリスクがあるため、早めに修理を依頼しましょう。

iPhoneが水没したときは、速やかに正しい応急処置をすることが明暗を分けます。水分をしっかり取り除いたらスマホステーションに依頼して、確実な修理をしてください。

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