突然ですが、iPhoneを水に落としてしまったことはありませんか?
お風呂やトイレに落としてしまったなんて話はよくありますよね。
対処法を知らなければiPhoneが目を覚ますことはありませんが、対処法さえ知っていれば蘇ることも!?
本記事では
■iPhoneが水没してしまったときの対処法
■iPhone水没時の禁止事項とデータの取り出し方
■iPhoneの水没修理方法と手順
についてお伝えします!
iPhoneが水没してしまったときの対処法
①電源を切る
まず、iPhoneの電源がついていた場合は電源を切ります。これは基盤をショートさせないためです。
②水分を拭きとる
次にiPhoneについている水分をタオルなどで拭き取ります。端子部分も、ティッシュをこよりのようにして水分をとってください。
③SIMカードを外す
水分が拭きとれたら、SIMカードを外しましょう。iPhoneを購入したときについてきたSIM取り外しツール、なければクリップなどの細いものを使ってSIMカードを取り外しましょう。取り外したSIMカードは、ティッシュで優しく拭いてあげます。
④iPhoneを乾燥させる
ここまで完了したところで、ジップロックと乾燥剤を用意してください。そして、ジップロックの中に、ティッシュでくるんだiPhoneと乾燥剤を一緒に入れます。乾燥剤にiPhoneの水分を吸い取ってもらいましょう!
⑤ひたすら待つ!
手順の最後はとにかく待つことです。ジップロックに入れてる間も「もう大丈夫かな?」、「そろそろいいんじゃない?」と気にかかると思いますが、最低でも24時間は待ち続けてください。できれば2,3日そのままにしておくと安心です!
そして2,3日経ったら、iPhoneのスリープボタンを長押しして、電源を付けてみましょう。
これでiPhoneが起動すれば成功です。
iPhone水没時の禁止事項とデータの取り出し方
※絶対にやってはいけないこと※
iPhoneを水没させてしまったとき、絶対にやってはいけないことが3つあります。
①電源を入れない
iPhoneを水に落として電源が切れてしまっているとき、「壊れてないかな…」と気になってしまうかもしれません。ですが、絶対に電源を入れてはいけません。
それは、iPhoneの内部に水分が残っていると、重要な基盤をショートさせてしまったり、腐食させてしてしまったりする恐れがあるからです。
②充電しない
①と同様に、充電すると基盤をショートさせてしまったり、腐食させてしまったりするので、充電をしてはいけません。
③振らない
iPhoneから水を出そうと思って振る…その気持ちは痛いほど分かるのですが、振ってはいけません。まだ、水が入っていないところにまで水が入ってしまう可能性があります。
つづいて水没してしまったiPhoneのデータを取り出す方法を紹介します!
◇水没させてしまったときのデータの取り出し方◇
①Wondershare「Dr.Fone for iOS」をインストールする
水没してしまったiPhoneからは、iTunesではデータを取り出すことはできません。ですので、上のソフトをまずはインストールします。
②iPhoneをスキャンする
パソコンと、水没してしまったiPhoneとお持ちのパソコンを接続します。そして、Dr.Fone for IOSを起動させてください。自動的にiPhoneのデータがスキャンされます。
③データを復元する
スキャンが完了した後は、スキャンしたデータ全てを見ることができます。そこから復元したいデータを選択して、復元のボタンを押しましょう。これでデータをパソコン上に復元することが出来ます。
「ソフトをインストールするのはめんどくさい!」という方は、あらかじめバックアップをとっておくことで解決します。バックアップの方法は2つあります。
①iTunesでバックアップをとる
こちらの方法はiTunesがインストールされたPCが必要です。お持ちのPCとiPhoneを接続すると、自動的にiTunesが起動され、同期が始まります。開かれたiTunesの画面には、左上にiPhoneのアイコンがあるはずです。それをクリックすると、概要が表示されバックアップをとることが出来ます。「このコンピュータ」をチェックして、「今すぐバックアップ」をクリックすることで、バックアップが完了します。
②iCloudでバックアップをとる
こちらはiPhoneのみで行うことが出来ます。iPhoneの「設定」から「iCloud」を選択し、「今すぐバックアップを作成」をタップすると、バックアップ完了です。
iPhoneの水没修理方法と手順
水没してしまったiPhoneを修理したい!そんな時は以下の2つの選択肢があります。
①正規修理店(Apple Store)での修理
こちらは、Apple care+という保証サービスに加入しているかどうかで、大きく修理の金額が変わってきます。機種にもよりますが、加入していれば1万円程度、加入していなければ3万円以上が必要になります。また、携帯キャリアで保障に入っている場合もありますので、忘れずに確認しましょう。やはり正規修理店ということで安心感はありますが、データが復元される保障はないので、先程紹介したソフトを使ったデータ復元をしていない方は注意が必要です。
②非正規修理店での修理
Apple Care+や携帯キャリアの保障に入っていない方は、こちらも選択肢に入ってくるのではないでしょうか。その最大の特徴は安さで、1万円以下で水没の修理を行ってくれるお店が多くあります。また、データが復元できる可能性がありますので、データ復元をお願いしたい場合にはおすすめです。
おわりに
いかがでしたか?
水没したときも焦らずに対処することで、iPhoneを復元できることがあります。
できれば、いざという時のためにバックアップをとっておくと安心ですね!
ぜひ今回の対策を試してみてください!