しかし、突然イヤホンから音声が聞こえなくなるトラブルも発生しています。日常的にイヤホンを使用している人にとっては、イヤホンが使えなくなってしまうので非常に不便です。
ここでは、突然イヤホンが使えなくなったときの原因と対処法について解説します。
目次
iPhoneのイヤホンから音が流れない原因
まずは、iPhoneのイヤホンから音声が流れなくなる原因について解説していきましょう。イヤホンが使えなくなる大きな原因は、3つ考えられます。
イヤホンプラグに汚れがある
イヤホンプラグやイヤホンの端子部分に汚れがあると、電気信号が上手く伝わらず音が出なくなる恐れがあります。
イヤホンプラグとは、イヤホンから出ているケーブルの先端にある金属の棒のことで、少し古いiPhoneの機種の場合は、ライトニング端子ではなくイヤホンプラグを挿して音声をイヤホンから流します。
イヤホンプラグは、でこぼこの形状で凹んでいる部分がポケット状になっているため、非常に汚れが溜まりやすいのです。
ホコリや細かなゴミだけでなく、手垢や皮脂などが付着していても音が出なくなることがあります。
イヤホン端子がジャックに詰まる

イヤホン端子が折れてしまって、ジャック部分に詰まっていると当然ながら音が出ません。イヤホンプラグの場合は、ある程度太さがあるので折れることは稀ですが、ライトニング端子になってからは、細くなっており酷い扱い方をすると折れてしまうこともあるのです。
ジャックに詰まっているイヤホン端子を無理に取り出そうとすると、iPhone本体の破損にもつながるので、できれば修理依頼をして取り出してもらうのがおすすめです。
イヤホンジャックの故障
何らかの理由で、イヤホンジャックが破損していてもイヤホンから音声が流れません。よくある故障の例としては、イヤホンジャックの入り口が湾曲していたり、ヒビや割れが生じていたりするものです。
このようなイヤホンジャックの故障は、iPhoneを修理しなければ直りません。しかし、イヤホンジャックに何も詰まっていないのに、奥までイヤホンが挿せないときやきつく感じるとき、それとは逆にイヤホンジャックがゆるいと感じるときは、自然故障の可能性が高いです。
自然故障の場合は、Appleに申請すれば無償交換で対応してくれることもあります。
iPhoneイヤホンジャックが壊れたときの対処法
イヤホンジャックが故障して、イヤホンが使えなくなったときに試してほしい5つの方法をご紹介します。
まず確認すべきこと
最初に確認すべきは、音量です。音量がゼロになっていれば、当然イヤホンから音は聞こえません。何らかの拍子に音量がゼロになっていたり、マナーモードやミュート機能オンになっていたりすることもあるので、必ずチェックしておいてください。
そして、有線のイヤホンではなくBluetoothで接続するワイヤレスイヤホンを使用している場合は、Bluetoothの接続も確認しておきましょう。
ワイヤレスイヤホンの多くは、ひとつのデバイスしか接続できないようになっています。別のデバイスにつなげた後などは、もう一度iPhoneとペアリングしないといけないので、接続が解除されていないかチェックしてみてください。
音量もゼロになっていない、Bluetoothも接続されているという場合は、続けて次に紹介する対策を実施してみましょう。
強制再起動
iPhoneの内部で何か異常が起きている可能性もあるので、iPhoneを強制再起動してみましょう。iPhoneに起きる不具合の多くは、強制再起動で改善することも多いです。
強制再起動の方法は、機種によって違います。機種にあった以下の方法で試してみてください。
・iPhone 6s以前の機種
ホームボタンと電源キーを同時に10秒以上長押しすると、Appleロゴが表示され強制再起動が完了します。
・iPhone7
電源キーとボリュームダウンキーを同時に10秒以上長押しすると、Appleロゴが表示され強制再起動が完了します。
・iPhone8以降の機種
ボリュームアップキーを一度押して離し、ボリュームダウンキーを一度押して離します。最後に電源キーを10秒以上長押しすると、Appleロゴが表示され強制再起動が完了です。
掃除
イヤホンプラグやイヤホン端子、イヤホンジャック内を綺麗に掃除しましょう。柔らかい布や綿棒、筆のようなものを使って、細かなゴミや手垢、皮脂などを綺麗に拭き取ります。
iPhoneのイヤホンジャックやイヤホン端子は、非常にデリケートな部品なので、無理な力をかけて擦ったり、鋭利なもので突いたりして破損させないように注意してください。
綺麗になったらもう一度イヤホンを挿して、音声が正常に流れるか確認してみましょう。
他のイヤホンを挿してみる
イヤホンジャックの故障ではなくて、イヤホン自体が故障している可能性もあるので、別のイヤホンを挿して音声が流れるか確認してみましょう。
イヤホンは、使っているうちに断線していたり、端子部分が破損していたりすることもよくあります。
ほかのイヤホンを挿して、正常に音が聞こえるのであれば、使用していたイヤホンが壊れていることになるので、そのイヤホンはもう使えません。
イヤホンが古い場合や、イヤホンの使用頻度が高い場合は、イヤホンの故障も疑ってみてください。
アップデート
iPhoneやアプリのアップデートをしていない人は、アップデートを実施しましょう。古いバージョンが原因で、イヤホンが使えなくなっていることもあります。
iPhoneのアップデート方法は、以下の手順です。
①Wi-Fiに接続する
②「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」→「ダウンロードしてインストール」→「今すぐインストール」の順にタップ
これで、iPhoneのアップデートが開始されます。サーバーの混雑状況やアップデート内容によっては、20分程度かかることもあるので、時間に余裕があるときに実行しましょう。
アプリのアップデート方法は、以下の手順です。
①「App Store」→「Today」をタップ
②画面右上にある人のマークをタップ
③アプリの右側に表示されるアップデートをタップ
この手順でアプリのアップデートが完了します。すべてのアプリをアップデートする場合は、「すべてをアップデート」をタップすれば、一度にアップデート可能です。
それでも音が流れない時は・・・

ここで紹介した対処法を試しても、イヤホンが正常に使えない場合は、iPhoneが故障している可能性があります。
iPhoneの修理は、修理店に依頼しなければなりません。iPhoneの修理は、App StoreやiPhoneを契約しているキャリアショップ、街のiPhone修理店があります。
Apple Storeやキャリアショップは、iPhoneを販売しているお店でもあるので、純正部品を使用して修理してもらえますが、修理費用が高くついたり、修理に出してから手元に返って来るまでに1週間以上かかってしまったりします。
とくに、Apple Storeの場合は、事前に予約が必用なことや店舗数が少ないことから、誰でも気軽に修理依頼できるとは限りません。
街のiPhone修理店なら、予約なしでも即日対応してくれるお店も多く、すぐに修理してほしい場合にはおすすめです。
しかし、街のiPhone修理店は、店舗ごとに修理技術や使用する部品の差があり、しっかり修理してくれる店舗を選ばないと別の故障にもつながります。
iPhoneの修理依頼に迷っているなら、スマホステーションにお任せください。スマホステーションは、総務省登録修理業者に認定されているので、安全な質の高い部品を使って、高い技術での修理が可能です。
iPhoneのことを熟知しているスタッフが丁寧に対応しますので、わからないことや不安なことがあれば、なんなりとご相談ください。
安くて速い高技術のサービスを展開しており、即日修理も可能です。日本全国に店舗を出しているので、ぜひお近くのスマホステーションまでお越しください。
まとめ
iPhoneのイヤホンジャックは、繊細な作りになっているので少しの汚れで不具合が生じることもあります。
音声がいつもと違うときや聞こえなくなったときは、ここで紹介した対処法を試してみてください。