iPhone充電口の掃除の仕方
毎日使うiPhoneですが、充電口には日常的にホコリやゴミが入り込んでしまうことがあります。さらに、充電機器やイヤホンを差し込むたびにそのホコリが奥に押し込まれてしまいます。
充電口の内部が汚れやホコリでおおわれてしまうと、充電ケーブルとの接触ができない事態になりかねません。そんなときは、まず自分で充電口を掃除してホコリが原因かどうか確かめる必要があります。ここでは、iPhoneの充電口を掃除する方法を詳しく紹介します。
ただし、本体側のポート内部には何も入れないことが推奨されています。あくまで自己責任で行いましょう。また、ユーザーが故意にポート内を破損させた場合には有償修理となる点にも注意が必要です。
iPhoneの電源を切る
iPhone充電口の掃除を始める前には、ケーブルを外して電源を切ってください。また、掃除中に誤って電源ボタンに手が触れないように注意しましょう。
この時点で、充電口を覗き込むと汚れているのが見えるかもしれません。ポケットやカバンなど、普段収納している場所のゴミや室内のホコリ、毛髪、ペットの毛などが入り込むことが多く、汚れが蓄積する原因はさまざまです。合わせて、充電器側にもホコリが溜まっていないかチェックしてみてください。
つまようじなどで優しくなぞる
iPhone充電口の掃除には、つまようじや竹串などの細い棒を使用します。充電口のホコリは充電ケーブルを差し込むたびに圧縮されて、小さく固く積み重なっています。奥のホコリを取り出そうと力を入れたくなりますが、強くこすらないよう、優しくなぞるように掃除しましょう。左右に動かすと底のホコリが剥がれます。
綿棒などの綿素材のものは、糸くずが入り込む恐れもあるため使用しないでください。また、同じような細さの安全ピンや裁縫針のような金属も使用するのは大変危険です。充電口の精密な端子を傷つけてしまうかもしれません。
つまようじや竹串を使っていても、力を入れすぎると内部に傷がついてしまい、パーツ交換が必要になることもあります。充電口の掃除は、軽い力で行ってください。
布で拭きとる
つまようじなどの棒だけで汚れが取れないときは、布を使ってふき取ります。細かい繊維が入り込んでしまわないよう、ティッシュなどの糸くずがつくものを避けましょう。
マイクロファイバー使用のメガネ拭きであれば、細かい繊維で汚れを取り除くのに便利です。素材も柔らかく、先端をとがらせるようにして使えるため、iPhoneの内部を傷つける恐れもありません。つまようじや竹串でかきだした汚れやホコリを、クロスでふき取るイメージです。
ホコリを放置すればするほど充電不良につながります。日常的にiPhoneの画面やボディをメガネのレンズクロスで掃除している人は、充電口も一緒にチェックする習慣をつければ、ホコリの蓄積を防げます。
また、iPhoneのボディを掃除するときにティッシュを使用するのは、細かい繊維が充電口に入り込む恐れがあるため不適切です。正しい方法で日頃の手入れを行いましょう。
スマホ掃除用綿棒を使う
100均でスマホ専用掃除綿棒が販売されています。ツインタイプで片方は極細ヘッド、反対側はヘラヘッドになっているのが通常の綿棒との違いです。iPhoneの充電口にも簡単に入るため、軽くなぞれば内部に溜まっているホコリを取り除けます。
ただし、メーカー非推奨のやり方であるため、自己責任で行いましょう。
iPhone充電口の掃除の注意点
充電不良での修理の場合、専門家は最初に充電口の汚れを疑うようです。そのため、ホコリや汚れが蓄積されていないか定期的に充電口をチェックする必要があります。
しかし、iPhoneの充電口はとても繊細です。間違った掃除方法や力の入れすぎで故障することも考えられます。ホコリを奥に押し込んでしまい、今より充電不良がひどくなってしまえばパーツの交換が必要になることもあります。
ここでは、iPhoneの充電口を掃除する際の注意点を解説します。
湿気が入らないようにする
iPhoneの充電口には、湿気が入らないように注意しましょう。充電口に溜まるホコリを見ると、息を吹きかけたくなる人もいますが、唾がかかる可能性があるのでやめましょう。
なかには、防水機能があるから水洗いしても問題ないと考えて、充電口のホコリをシャワーで流し、かきだそうと考える人もいるかもしれません。しかし、防水仕様とはいえ故意に水を含ませると故障の原因につながりかねません。水圧で精密パーツが故障することも考えられるため、細い棒や糸くずのでないクロスを使って掃除してください。
また、iPhone本体や画面をふき取るときは、糸くずのでないクロスを少し水で湿らせて使うよう推進されていますが、充電口を湿らせたクロスで拭かないように注意してください。充電口に湿気が入り、錆びる原因となってしまいます。
使ってはいけないもの
iPhoneの充電口を掃除するときに、洗剤を用意する必要はありません。汚れやホコリを取り出すだけで十分ですので、ガラスクリーナーや洗剤、研磨剤などは使用しないでください。コーティングが剥がれてしまったり、ガラスの表面やパーツが劣化したり、プリントが消えてしまう可能性もあります。
また、パソコン掃除に使用されるエアダスターには液状ガスが含まれているので使用は控えましょう。勢い良くホコリや汚れを吹き飛ばせると考えて使用したくなる人もいるかもしれませんが、ホコリをもっと奥に押し込みかねません。エアダスターは風圧が強いため、精密機器を破損することも考えられます。充電端子に影響を与える可能性があるため、使わないようにしてください。
定期的に掃除する
iPhoneの充電口にホコリや汚れなどが溜まって詰まっていると、接触不良の原因になります。詰まらないようにするためには、充電口を定期的に掃除することが必要です。
ただし、自分で掃除をすると壊してしまいそうで不安に感じる人もいるかもしれません。その場合には、プロに任せるのがおすすめです。スマホステーションでは、スマホの修理だけでなく、定期メンテナンスも実施しています。
iPhoneの充電口にホコリや汚れが溜まっているなら、ぜひ定期メンテナンスをご利用ください。
充電口にホコリがつまらないようにする方法
充電口にホコリが溜まるたびに掃除をするのが面倒に感じる方は、端子を守り、汚れないようにするための対策が必要です。
コネクタカバーを使用する
コネクタカバーは、コネクタにピッタリはまる形状をしているカバーのことです。iPhoneの充電口用のものもあります。充電するとき以外は、コネクタカバーを装着していれば、充電口にホコリや汚れなどが入り込むのを防止できます。
さまざまな色やデザインのコネクタカバーがあるため、気に入ったものをひとつ買っておくと良いでしょう。
ワイヤレスイヤフォンを使う
iPhoneで有線のイヤホンを使用する場合には、充電口を使用します。コネクタカバーを装着していても、取り外す機会が多くなるため、ホコリや汚れが入りやすくなってしまいます。
そのため、できるだけワイヤレスイヤフォンを使用しましょう。充電口にコネクタカバーを装着したままでも使えるため、ホコリや汚れが入るリスクを減らせます。
マグネット式の充電ケーブルを利用する
マグネット式の充電ケーブルを使用していれば、ヘッド部分を普段から充電口に差し込んだ状態にしておけます。
ケーブルを近づけると、マグネットでくっつき、充電できる仕組みです。充電口は常に塞がれているため、ホコリや汚れが入り込むことはほとんどありません。
自分で掃除するのが不安ならプロに任せる
充電不良は、iPhoneの充電口に溜まるホコリが原因になっているかもしれません。しかし、掃除の力加減を間違えると、iPhoneの精密なパーツに傷がついてしまう恐れがあります。掃除方法を間違えると、故障する可能性もゼロではありません。
もし、無理に自分で掃除をしようとして故障してしまったら、修理代が高額になってしまうこともあります。そもそも充電口に汚れが溜まっていること以外が原因で充電不良を起こしているケースもあるでしょう。
iPhoneの掃除が不安な人は、専門家に任せることをおすすめします。専門家にチェックを依頼すれば、充電不良の原因がホコリや汚れではなく、バッテリーや内部の故障であった場合にも、すぐに気付いて対応することが可能です。
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まとめ
今回は、iPhoneの充電口を掃除する方法を紹介しました。毎日使うiPhoneに不具合や故障が起きると、仕事や生活に支障がでてしまいます。充電口にホコリがたまらないよう取り扱いに注意し、正しい掃除方法で手入れするなど、自分でできる対策はしっかりしておきましょう。
しかし、iPhoneのような精密機器は衝撃や傷で故障することもあります。自身での手入れが不安な人は、ぜひiPhoneの専門家にご相談ください。スマホステーションなら、スピーディーな対応で安心修理を保証します。
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