iPhoneのバッテリー劣化につながる原因
iPhone本体に取り付けるバッテリーはメーカー正規品であることはもちろん、正しい方法で機器を使用しなければなりません。
しかし、正しく使っているつもりでも実はバッテリーの持ちを悪くしている場合があります。
ここからは、iPhoneのバッテリー劣化につながる原因について順番に取り上げていきます。
普段なにげなく以下の行動を行っている方は、この機会にぜひバッテリーの寿命を上げるポイントをチェックしてみてください。
頻繁に充電をしてしまう
私もそうですが、バッテリーが60%以下になったらつい充電してしまいます。
急な外出でも大丈夫なように、頻繁に充電している人は多いのではないでしょうか。
バッテリーは消耗品ですので、充電するたびに寿命が短くなるのは避けられません。一般的にバッテリーの寿命は、電池切れから100%充電することを1サイクルとして、約500サイクルと言われています。
普通に使用したら約2年で劣化が始まる計算ですが、こまめに充電を繰り返すことでサイクルが速くなり、平均より劣化が進んでしまいます。
充電中のながら使用
頻繁に充電している人は、充電中も使用していますよね。もちろん私も。
充電しながら操作していると、スマホ本体が通常より熱く感じることはありませんか。
近年はバッテリーの技術も進化して、充電中の使用も問題ないと言われています。
ただしバッテリーは熱に弱く、バッテリーの温度が約45℃以上になると劣化が進み、寿命に影響が出ると言われています。
特に高いグラフィック処理をするゲームは、iPhone内で多くの負荷がかかりますのでご注意ください。
iPhoneが熱くなったら、充電中の操作はやめましょう!
定期的に主電源を切っていない
iPhoneに限らず、人もパソコンもたまに休みが必要ですよね。
最近はスマホもパソコンもすぐに開くことに慣れすぎて、主電源を切ることがほぼ無くなったのではないでしょうか。
定期的に電源を切ることで、iPhone本体もリフレッシュできますし、バッテリーへの負担も軽減することができます。
目覚ましタイマーをセットしている日は難しいですが、休日前の睡眠時に電源を知ることをオススメします。
週に1度は電源を切りましょう!
品質の悪い充電器を使用
今やモバイルバッテリーを持ち歩くのは当たり前ですよね。
運転をする人は車から充電する人も多いと思います。
それらを否定する訳ではないですが、スマホにはスマホに合った充電環境があり、もっとも最適な充電器は付属している専用充電器です。
安価で品質の悪い充電器を使用すると、不安定な電気が供給されるので、iPhoneに負担がかかりバッテリーが高温になることがあります。
iPhone付属の充電器を使用しましょう!(もしくはMFi認証充電器がオススメ)
バッテリー消費が早い場合の改善方法
バッテリーの消費が通常よりも早いと感じたら、消耗を抑えるために以下の方法を試してみてください。
使っていないときは電源をオフにする
端末を完全に使っていないときは電源をオフにして、寝かせておくことで減りを抑えることができます。
ただし、「電源ボタンを押して画面を消しただけ」ではオフになっていないので要注意。
サイドボタンと音量ボタンを長押しし、電源オフのスライドを動かして完全に電源を切るようにしてください。
画面を表示したままにしない
電源ボタンを押して画面を暗くするだけでも電池の減りを抑えることは可能ですが、それさえも行わず画面をつけっぱなしにしていると、さらにバッテリーの消費は加速します。
バッテリーの減りが早くなってきたときは、交換のタイミングが近づいている可能性もありますが、すぐに交換に出せない場合はつけっぱなしを止めるだけでも効果的です。
充電の間隔を最低限にする
バッテリーの消耗は毎日の充電回数に左右されるため、1日1回程度にとどめて2回以上充電をしないように心がけるだけで消費を抑えることができます。
iPhoneの公式サポートセンターであるAppleサポートによれば、長期間バッテリーを使い続けるためには50%前後充電した状態にしておくと良いとされています。
必ずしも100%にする必要はなく、一定の数値まで充電したあとは1桁になるまで使用を続けて、こまめに充電し直さないように心がけてみてください。
過充電にも要注意
バッテリーが100%になったあとも充電器を差し込んだままにすると、「過充電」状態となりバッテリーに大きな負荷がかかります。
100%に達したあとは充電器を外し、つけっぱなしやアプリの連続使用を避けて少しずつ電池を使っていくのがおすすめです。
iPhoneの各種設定を見直す
iPhoneの設定を見直してバッテリー消費を抑え、放電と充電回数を極力減らす方法もおすすめです。
iPhoneは低電力で機能を維持できるように「低電力モード」を設定できるようになっています。低電力モードをオンにすると、アプリのバックグラウンド更新やiCloudの更新が一部停止になるほか、ディスプレイの明るさも少し暗くなりますが、とくに使用上問題なければ設定しておくと良いでしょう。
また、低電力モードをオンにしたくない場合は、画面の明るさ設定のみで明るくなりすぎないように調整するのも、バッテリー消費を抑える手段のひとつです。余分な通知をオフにしておくことでも、バッテリー消費を抑えられます。
アプリを頻繁に使わない
アプリの中にはバッテリーを大きく消費するものや、バックグラウンドで動作し続けるものがあります。
いずれも動作中はバッテリーを消費するため、減りが早くなってきたときはアプリの同時起動や複数使用を避けるか、バックグラウンドでの動作設定をオフにしましょう。
バッテリーの最大容量が80%未満だと寿命かも
バッテリーの寿命を見極める基準として、最大容量が80%未満であることが挙げられます。バッテリーの最大容量が、80%未満になっているときは経年劣化が進行していると考えられます。
フル充電500回で80%ということは、毎日フル充電しているのであれば約1年半、2日に1回フル充電しているのであれば約3年で寿命が訪れることになります。
iPhoneを1年半以上使用している場合は、iPhone画面の「設定」から「バッテリー」をタップし「バッテリーの状態と充電」で、最大容量を確認してみてください。
最大容量80%未満を寿命の基準にしていますが、80%を切っているからといってiPhoneに異常が発生するわけではありません。
日常生活に支障がないのであれば急いでバッテリー交換をしなくても大丈夫です。
バッテリーの寿命が来たら交換へ出そう
これまで紹介した方法でも、バッテリーの劣化が改善できなければ、バッテリーの交換を行いましょう。Appleの保証に加入しているのならば、Appleの正規修理店や正規サービスプロバイダーに持ち込むと費用が抑えられますが、予約が取りにくかったり日数がかかったりするケースも見られます。
iPhoneを利用されているお客様が増えていることから、正規店ではない修理店でもバッテリー交換ができるようになりました。その中でも、スマホステーションでは、リーズナブルな価格でバッテリー交換を承っております。
スマホステーションは、総務省認定の登録修理業者であり、国が定めた技術や品質などの基準をクリアしているため、安心してご利用いただくことができます。正規店にバッテリー交換を依頼する際には、データが全て消去されてしまいますが、スマホステーションではデータを残したまま交換が可能です。
2011年に、スマホ修理専門店として創業以来、実に10万台以上の修理実績を誇り、iPhone以外でも販売中のスマホは全て修理対応しております。修理後は、6ヶ月の修理保証!サポート体制も万全です。
遠方からでも郵送修理がご利用いただけます。郵送修理の場合でも、発送から返却まで平均2~3日で完了いたしますので、お手元にスマホがない期間を極力短くできます。
「安くて速い高技術のサービス」をご提供しておりますので、バッテリー交換をお考えの方はぜひご検討ください。
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