iCloud・iTunes別に解説!iPhoneをバックアップできない原因と対処法

iPhoneを使う上でバックアップは重要です。故障や買い替えの際にもバックアップデータがあれば、スムーズに対応できますよね。しかし、いざバックアップしようとするとうまくいかないケースもあるようです。 今回はiPhoneのバックアップがうまくできないときの原因や対処法について解説します。

iPhoneを使う上でバックアップは重要です。故障や買い替えの際にもバックアップデータがあれば、スムーズに対応できますよね。しかし、いざバックアップしようとするとうまくいかないケースもあるようです。 今回はiPhoneのバックアップがうまくできないときの原因や対処法について解説します。

iPhoneのバックアップをとる方法は2種類!

iPhoneのバックアップは1週間に1回の頻度でとると安心です。これなら予期せぬトラブルにより突然データが消えてしまっても被害は比較的少なく済みますし、機種変更にもスムーズに対応できます。

iPhoneのバックアップをとる方法は2種類です。それぞれのやり方を解説します。

iTunesを使う

パソコンとiPhoneをケーブルで物理的につないでバックアップをとる方法です。パソコンの容量次第では大容量のデータを保存することが可能で、またオフライン状態でもバックアップできます。

ただし、パソコンが故障すると保存したデータがすべて消えてしまう点には注意が必要です。またケーブルでパソコンとiPhoneをつなぐアナログな方法に、多少手間を感じる人もいるかもしれません。

iCloudを使う

ネットワーク上でiPhoneのバックアップをとる方法です。iCloudとはApple社のクラウドストレージサービスで、パソコンやデバイス不要でバックアップがとれるほか自動バックアップも利用できます。

パソコンの故障でデータが消えたり、ケーブルの破損でバックアップができなかったりするトラブルは起こりにくいです。ただし、5GB以上のデータをバックアップしたい場合には有料プランを利用しなければいけない点は理解しておきましょう。

iTunesにバックアップできない原因と対処法

それではまず、iTunesでiPhoneのバックアップがとれないときに考えられる原因と、それぞれの対処法を解説します。

iTunesやiOSのバージョンが最新のものではない

iOSやiTunesのバージョンが古い場合はアップデートすることで症状が改善することも考えられます。

iOSでのアップデートはiPhoneの「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から確認しましょう。最新のiOSがある場合には、そのままアップデートが開始できます。

一方、iTunesのアップデートはWindowsとMac、それぞれの場合でやり方が少し異なるので注意が必要です。

Windowsの場合、iTunesを開き、ウィンドウの上部分にあるメニューバーから「ヘルプ>更新プログラム」を開き、最新バージョンが提供されている場合はアップデートを開始します。

Macの場合はAppStoreを開き、ウィンドウ上部分の「アップデート」をクリック、最新バージョンが提供されている場合は「インストール】をクリックすればOKです。

バージョンをアップデートしてもバックアップができないときはiTunes内の不用なデータを削除しましょう。

iPhoneとiTunesを古いバージョンのまま使い続けるのは、さまざまなトラブルや不具合の原因になります。定期的にアップデートの有無を確認し、こまめに行う習慣をつけるようにすると安心です。

パソコンの容量が不足している

前述したとおりiTunesに保存できるデータ容量はパソコンの容量に依存します。動画や画像、各種ソフトのデータは大きくなりやすいので、不要なものは削除して容量を確保しましょう。クリーナーソフトを活用し、ジャンクファイルを削除するのも効果的です。

削除できるデータがない場合はファイルを圧縮したり、外付けHDDを接続してパソコンの空き容量を増やしたりするのも良いでしょう。

セキュリティソフトがバックアップを防いでいる

iTunesアップデートでセキュリティソフトが邪魔をして、アップデートができないと予測される場合は「hosts」ファイルを確認してください。AppleやiTunesのサーバーが弾かれていたら、セキュリティソフトを一度解除してみましょう。

iPhoneが認識されない、エラー表示が出る、iTunesそのものを開くことができないなどの症状はセキュリティソフトが原因となっているかもしれません。

とくに、初めからPCにインストールされているものではなく、手動でセキュリティソフトをインストールしている場合、その可能性が高くなります。ソフトの機能をいったん解除し、バックアップを試してみることをおすすめします。

なお、無事にバックアップがとれたら、忘れずに再度セキュリティソフトを起動させておくようにしましょう。

パソコン・iPhone・ケーブルのいずれかに不具合がある

正規品ではないケーブルや、パソコンの不具合が原因のこともあります。ケーブルやパソコンを別のものに変え、バックアップがとれるか試してみましょう。

それでも無理ならパソコンとiPhoneを再起動してから試してみてください。iPhoneのモデル別の再起動は以下のとおりです。

・iPhone X、11、12、13
サイドボタンと音量調節ボタンのいずれかを同時に長押しし、表示された画面オフスライダを操作する

・iPhone SE(第 2 世代)、8、7、6
サイドボタンを長押し、表示された画面オフスライダを操作する

・iPhone SE(第 1 世代)、5 以前
トップボタンを長押しし、表示された画面オフスライダを操作する

iCloudにバックアップできない原因と対処法

続いてiCloudにiPhoneのデータをバックアップできないときの原因と、対処法をまとめました。

無料で使えるiCloudの容量を超えた

iCloudの容量不足が原因でバックアップできないときには、容量を増やすことで解決できます。方法はふたつあるので、ひとつずつ確認していきましょう。

ひとつ目はiCloudストレージを無料から有料プランへアップグレードする方法です。5GBまでは無料でストレージを利用できますが、それ以上は有料プランとなります。

「高い使用料がかかるのでは?」と不安になるかもしれませんが、50GBで130円、200GBで400円と比較的お手頃な値段です。今後さらにデータが増えていくと予想されるのであれば、有料プランへ切り替えることをおすすめします。

ふたつ目は、iCloudストレージ内の不要なデータを削除し、容量を増やすという方法です。「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」→「ストレージを管理」と進むとバックアップ項目を選ぶ画面が表れます。

それぞれのアプリが使用している容量も表示されているため、バックアップ項目を選ぶ際の参考にすると良いでしょう。バックアップをとる必要がないアプリはオフにして、ストレージの空き容量を増やします。

iPhoneとWi-Fiの接続が切れている

iCloudバックアップがうまくいかない場合、きちんと接続しているかWi-Fi環境を確認してみましょう。

接続はされていてもバックアップできない場合には、環境が不安定な状態なのかもしれません。その際はほかのWi-Fiネットワークで試してみるとうまくいくことがあります。

また、バックアップしているけれど、あまりに時間がかかっている場合もWi-Fi環境が不安定になっている可能性が高いです。この場合にも同じようにほかのWi-Fiネットワークで試してみましょう。

Apple社のサーバーに接続できない

iCloudはApple社のクラウドストレージサービスなので、Apple社のサーバーになんらかの問題が生じている状況では利用できません。

iCloudの空き容量や家のWi-Fi環境に問題がないのにバックアップができないときは、まずAppleの公式サイトからシステム状況を確認しましょう。

サーバーのメンテナンス中や、システム障害が発生してサーバーがダウンしているなどの状況ならiCloudへのバックアップはできません。この場合は時間を置いて、メンテナンス終了やシステム障害の復旧を待って再度バックアップを試してみてください。

iPhoneをバックアップするときの注意事項

続いてiPhoneをバックアップするときに気をつけたいポイントを3つ解説します。いずれもつまずきやすい点なので要注意です。

バックアップ先の空き容量を確認しておく

「iCloudに自動バックアップ」の設定にしている場合、写真や動画などのデータであっという間にストレージがいっぱいになってしまうことがあります。

これらのデータはiCloud以外の方法でバックアップをとると良いでしょう。PCやメモリーカードなどにバックアップする方法もあります。GoogleフォトやAmazon Photosなどのクラウドサービスを利用する方法もあるため、いくつか分散してバックアップしておくとより安心です。

AppleIDやパスワードを確認しておく

うっかり忘れてしまうのがApple IDやパスワードです。これらはiCloudでバックアップをとる際や復元を行う際などに必要です。Apple IDとパスワードはほかにもさまざまな場面で求められるので、忘れてしまったりして慌てないようメモを残しておきましょう。

また、iTunesを利用する場合はバックアップデータを暗号化することにより、より多くのデータを保存できるようになります。データを暗号化するためにはパスワードが必要になり、また暗号化したデータを開くためにも同様にパスワードが必要です。

個別にバックアップが必要かアプリを確認する

iCloudやiTunesを利用したバックアップにより、iPhoneで撮影した動画や写真、連絡先などのデータ、アプリは保存できます。しかし、中にはバックアップの対象外のデータもあることをご存じでしょうか。

「iPhoneのバックアップをしたから、機種変更をしても復元すればそのまま元通りの状態で使える」と思っているなら要注意です。

たとえばLINEのトーク履歴は、LINEの設定から個別にバックアップが必要です。ほかにも一部のアプリでは、アプリの設定からバックアップをとらなければならないことを覚えておきましょう。

iPhoneのバックアップに悩んだらスマホステーションに相談!

ここまで紹介した方法のいずれでもバックアップができない場合には、iPhone本体に問題や不具合があるのかもしれません。基板不良や劣化を引き起こしていたりする可能性も考えられます。このようなときは専門業者に修理を依頼しましょう。

スマホステーションなら原因の分からない不具合にも最短で即日対応が可能です。データを消さないことを強みとしており、お客さまの大切なiPhoneのデータはそのままに修理を完了させます。

iPhoneのバックアップがとれなくなった、バックアップをとっていない状態で突然iPhoneが故障してしまったというときでも安心して修理をご依頼ください。

バックアップができないトラブルはもちろん、ほかにもさまざまな不具合に対応可能です。iPhoneをはじめとした幅広い機種の修理が可能ですので、お使いのスマートフォンの調子が悪いと感じたらスマホステーションへの持ち込みを検討されてはいかがでしょうか。

スマホステーションは修理実績が豊富な総務省登録業者で、高い技術とサービスをもったスタッフが多数在籍しています。全国各地に店舗をかまえ、アクセスも良好なのでお気軽にスマホステーションをご利用ください。

まとめ

iPhoneのバックアップは、iTunesかiCloudを利用することで簡単にできます。いずれも大きな手間がかかるわけではないため、定期的にバックアップをとる習慣をつけましょう。

思い出の写真や動画、連絡先が突然消えればとても困ってしまいます。バックアップができなくなったときはまず原因を探り、対処法を試し、それでもだめなら修理を検討してください。

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